オーダー家具の3rd -your life style shop-
2017.05.27

K邸 アンティークテーブル補修

「昔から使っていて、とても思い入れがあるんです。」

そう言ってご相談して下さった、近々結婚予定のK様。ご実家でお使いだったテーブルを譲り受けたそうです。
ご実家で使用されていたのは伸張式のラウンドテーブル。
このテーブルは、実家ではもう使わないので実家を出る際、傷や剥げなどが気になるので、そこをを補修してから新居に持って行きたいとのことでお話を頂きました。

実はこのテーブル、3rdで何度か販売しているデンマーク製のDINETTE。
DINETTEはデンマークのデザイナー「ハンス・オルセン」がデザインした機能性とデザイン性を両立させたテーブルです。
現在は伸張式ではないため、今回お持ち頂いたものはアンティークのDINETTEとなります。

早速、補修に取りかかります!
伸張式のテーブルはこまめに内部の天板を出していないと、同時に製作したものでも経年変化で色に大きな差が出てしまいます。
なぜ色の差ができてしまうのか。
経年変化とは光によって起こるもので、特に紫外線の影響が大きな割合を占めます。
伸張式のテーブルの内部の天板は、閉まったままでは上部の天板により光を遮断されてしまいます。
よって経年変化が少なくなるのです。

そこで、経年変化の少ない内部の天板の色を基準に調色していきます!


まずは天板を荒く削り直し、塗装をおおまかに削ります。
削るだけでは落としきれないため、剥離塗装で残りを剥がし、塗装がない状態にします。

塗装が少しでも残ってしまうと、後の塗装の際に残った部分が目立ってしまうため、
サンディングで更に表面を整え滑らかにし、天板に色に調色した塗料を塗ります。

脚については、グラつきがあるとのことで脚を一度外して固定し直しました。

ご相談頂いてから約1ヶ月後、新しい姿で戻って来ました!



K様は「元々の形や色を知らなかった。思っていたよりキレイ」と大変喜んでくださいました!

キレイになった思い出の家具との新しい生活はいかがでしょうか。

 

K様、ありがとうございました!

【アンティークテーブル補修_φ105×H700】Walnut