オーダー家具の3rd -your life style shop-
2018.08.21

理想と使い勝手を追求したオーディオラック

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今回ご紹介するのはカウンター下収納と、オーディオラックを兼ねた特注サイドボードをお届けしたK様のお部屋です!

初め新聞の折込チラシを見てヨツバコ店にお電話をくださったK様。
「オーディオラックを作りたいんですが、こちらで指定したデザインで作ることは可能ですか?」とのこと。
『強度や構造に問題がなければお作り出来ますよ。』とお答えすると、近い内にお店に行きますと言ってくださりました。
そしてお電話をいただいた次の日にヨツバコ店へご来店!
「こんなのが欲しいんですけど…」とK様がイメージしているオーディオラックのだいたいの寸法と、今お持ちの機材を教えてくださりました。

お部屋のレイアウト上置く場所が限られておりあまりスペースが取れない中、どのようにしたら使いやすいか、また強度のある家具が作れるかにとても悩みました。
さらにK様は、オーディオラックの他にもカウンター下の収納も考えているとのことでした。そこでオーディオラックとカウンター下収納のご要望を一通りお伺いして、『一度提案資料をつくりますのでそれをたたき台にしてお話ししましょう!』ということになりました。

まずはカウンター下収納からご紹介します!

カウンター下収納は、シュレッダーや新聞のゴミ箱、文房具や書類など、入れたい物がたくさん!また今使っているテーブルを差し込むようなレイアウトにしたいとのことで、テーブルと収納の高さを合わせることが条件でした。

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K邸のテーブルは高さ700mmの角をとった形でしたので、カウンター下収納のデザインも高さ700mmでテーブルを差し込んだ時にぴったり収まるような形にしています!そしてテーブルを差し込む部分の左右には雑多なものをしまうことができる収納を設けています。

カウンター下収納はカウンターの出幅に合わせることが多いので、奥行きが200mmから300mm程と大体決まってきます。200mmから300mmというと収納としては少し狭いものになるので、内寸が多く取れる開き戸で製作することが多いのですが、今回はテーブルに近い部分だけ引き戸にしています!その理由は二つ!
一つ目は、扉を開く際にダイニングチェアに当たらないようにするため
二つ目は、今回のカウンター下収納の奥行きが350mmと少し大きいことにより内寸が確保できたため
K様のご要望の一つであるシュレッダーを収納するのに奥行きが必要であったことと、高さをカウンターではなくテーブルに合わせて作ったことで少しカウンターから出ていても違和感なく、K様のご要望に合わせた収納を製作することができました!

ダイニングから見て右側の引き戸部分は可動棚となっているので高さのあるものなど調整して収納することができ、引き出し部分は文房具や書類といった細かなものを収納することができます。

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そして左側の引き戸部分と引き出し部分の一段目は右側と同様の作りとなっていますが、引き出しの二段目はシュレッダーを収納する場所になっています。

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K様のシュレッダーはごみを横から取り出すタイプでしたので、引き出しの側板を作らずに前板と背板をステンレスの棒で支えることで強度を保ちながら、横からの出し入れができるようにしました!

それから、スタッフもK様もたくさん悩みながら形を決めていったオーディオラック。まずは置く場所からお伺いしていきました。当初オーディオラックを置きたいとお話ししていたスペースは現在置いている場所とは別だったのですが、来店時にお部屋のお図面をお持ち頂いていたので、そちらを見ながらお引越し先に何を持っていくのかをお聞きしてレイアウトを組んでいったところ『違う場所にもっていけるのでは?』と思い、レイアウトを再考することに。すると奥様が本や書類、雑多なものをいれるサイドボードも欲しいとおっしゃったので『オーディオラックとサイドボード、ひとつの家具にまとめてしまいましょう!』とご提案し、現在のレイアウトになりました。

今回のオーディオラック兼サイドボードで一番難点となったのがレコードプレーヤーでした。
K様がお持ちのレコードプレーヤーは電源スイッチが下についているため、〈電源を入れる時は前からの操作〉〈レコードを流す時は針を落とさなければいけないので上からの操作〉と前と上がオープンになることが条件だったのです。
このレコードプレーヤーをいれるスペースはとても複雑な構造となっており、3rdでも初のチャレンジとなっています!

K様のご要望ではレコードプレーヤーをサイドボードの上に乗せるとホコリがたまるのが気になるから普段使わない時は収納していたいとのことでした。普段は扉がついており、使用するときだけ天板も前板も開く構造。『難しい』私たちの初めの感想です。期待を持って3rdにご来店いただいた以上『できない』と言いたくない私たち、、頭を悩ませます。。

たくさん頭を悩ませながらK様と細かなお打ち合わせを重ね、完成したサイドボードがこちら!

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一見、複雑な構造をしているようには見えないこちらのサイドボードですが、、、
レコードプレーヤーを収納する真ん中、上の部分が天板も前板も開きます!!

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天板は押すと出てくるプッシュつまみを引いて開ける仕様、前板は3rdでもおなじみのプッシュオープン仕様のデザインに!

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いつもは天板につけているプッシュオープンに必要なラッチですが、今回は天板も開くためつけれません。そこで天板ではなく方立にラッチをつけるという初めての構造で製作しました。
黄色の丸の部分にプッシュオープンのラッチをつけています。

レコードプレーヤーの両サイドには別のデッキを収納しますが、こちらのデッキが少し特殊なものとなっており、とても熱を持ちやすいとのことでした。そのため天板への空気孔を設け、左側の背板に開口をあけるなどして熱を逃がしやすい構造で製作。レコードプレーヤー以外の部分にも気を遣ったデザインとなっています!

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収納の右下にはコンセントの開口をあけてあります。
このコンセントを使いサイドボード内で配線のやり取りができるよう、サイドボードのいたるところに配線孔となるゴムコーダーや欠き込みをいれています。

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また正面から見たデザインもお持ちのTVBのデザインに合わせ、ガラスが横に通っているデザインにと、細部までこだわりが詰まっています。3rdの設計担当スタッフも設計をする際に非常に難しいため図面を書くのに3日かかる…と嘆いていたほど。何度もラフ図面を書き直しながら時間をかけて、K様と3rdのスタッフで作り上げたサイドボードとなっています!

お客様一人一人の理想と向き合うことでできるデザイン、構造は世界でたった一つのもの。
そんな自分だけのデザインで家具を作ることができるのがオーダー家具の難しく、面白いところですね!

実はK様は収納のお打ち合わせを進めている際に「椅子とテーブルの高さが合わなくて困ってるのよね。」とのご相談もして下さったので、椅子の脚カットもさせていただき、椅子の引き上げと収納の採寸をご一緒させて頂いたんです!

K様ありがとうございました!
また何かありましたらご相談くださいませ!

【カウンター下収納_W3000 × D350 × H700】
【特注 SIDE BOARD_W1650 × D500 × H900】

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