ご主人の仕事のご都合で、購入後住めていなかったというK邸。
配置を含めてコーディネートしてほしいとのことでご来店されました。今はお子様も成長し、テーブルが手狭になったということ、
来客があった場合でも対応できるようにしたいとのご要望があり、
大きさを伺いながら~3rdでの家具づくりのお話もさせてもらいながら~
レイアウトなどのイメージを一緒にふくらませて~♪の楽しい作業をさせていただきました^^
すると「可能であれば一度、部屋を見て欲しい」とK様。
そこで改めて訪問させていただき、寸法など見ながら具体的に配置を決めていきました。
リビングとダイニングの間にウッドデッキのあるとても素敵なK邸。
今までのダイニングは、キッチンと平行に置かれており、さらにテーブルの奥行きも950mmと広めだったため、
人の動く導線が少し狭い状態でした。。
そこで、ご提案させていただいたのが、奥行き800mmと少しスッキリとさせた【 Bliss ブリス 】というテーブルです。
たかが15センチの差とはいえ、これで印象も感覚もかなり違ってくるのです。ブリスはさらに “レッグジョイント” といって、6角レンチ1本で脚が固定できるテーブルで、
同じ仕様で、リビングテーブルの天板と、替え脚を作ることによって、K様ご要望の来客時にも対応可能なテーブルにすることができるのです!!
その替え脚の付け替えによって、
1.ダイニングテーブル、リビングテーブル、それぞれとして ~普段用~
2.ダイニングテーブルの延長 ~来客時~
3.たまにはダイニングを座卓として ~雰囲気をかえたい時や、さらに大勢の来客時など~
という具合に高さのバリエーションに加え、一時的に大きいテーブルにすることも可能なのです。
K様にご提案させていただいた時には「斬新で機能的ですね!」
と大変興味をいただけたシロモノです^^
さらに居心地のよいダイニングにするには?
使いやすいダイニングセットとはどんなものでしょうか??
ご飯が食べやすいのはもちろんなのですが、、
ダイニングってもしかするとソファよりも居る時間の多い方、けっこういらしゃるのではないでしょうか?
私は、中高生の時にはそこで勉強していましたし、母はご飯の下ごしらえの場所としても使ってました。
家族みんなでテレビ見ながら話したり、雑用したり、
キッチンに近いので飲み物だってすぐに取りに行けちゃう便利な居場所ですよね^^
座って、物を取りに行って。。また座って、と。
けっこう使用頻度と動きのある場所なのがダイニングだと思います。
そこで、大切に考えていただきたいのが差尺といわれる空間になります。
差尺とは、” テーブルの高さ と 椅子の座り座面の高さの差 ” のことを言いますが、
これを” 280mm ” 前後に収まるようにすると、座った時、立ち上がる時に無理がなく、食事の際にも使いやすいダイニングセットになるのです。
K様はすでに使いたい椅子が決まってらっしゃいまして^^
それは【 Arco アルコ 】
アルコは弓を張ったような大きな曲線が特徴の椅子で、座り座面の高さが、420mmと
ブリスのテーブルとの差尺は280mm!ぴったりですね!!
ということで、バランスもクリアになり、後は楽しい生地選び♪
訪問時に実際に椅子をお持ちし、お部屋の雰囲気に合うものを選んでいただきました。
と同時に、実は以前ちらっとソファについてもお話があったため、その際に気に留めていただいていた
【 LATTICE ラティス 】というソファも念のためお持ちしておりました^^
ラティスは、座面にNASAで開発されたレスピールという新素材が使われており、人の体温でゆるやかに沈み込み、部分的な圧力を分散してくれるため、長時間座っていても疲れにくいソファなのです。
もしお時間があればなのですが、置いて雰囲気など見てみませんか?とオーナー♪
K様にも快諾していだだき置いてみると、、
ダイニングと同じ仕様で作った、リビングテーブルとも良くあってますよね。
後ろの格子デザインもK様に気に入っていただけたポイントでした。
展示品ではあったのですが、ソファはもちろん生地の状態も良いためご用意させてもらいましたが、
生地の色も大変気に入っていただき、
「せっかくなので、置いて行ってはもらえませんか?」とうれしいお言葉^^
もともとあったソファと入れ替えでそのまま置いてくることになりました♪
たくさんの方が訪れるというにぎやかなK邸。
これからまたさらにダイニング、リビングともに楽しそうな声が弾んできそうですね♪
K様、ありがとうございました。
たまプラーザ店