駅ビラをみてご来店してくださったS様。
本棚と、カウンター下収納をお探しでした。
お話をお聞きしていると、S様が一番心配していたのが耐震面。
「今使っている本棚は突っ張り棒で支えているから、何かあった時にとても不安なんです。」
ということでした。
3rdの家具は、基本的には置き家具です。
台輪の中にアジャスターを入れているので、家具を水平に保つことができ、
家具が後ろの壁にピッタリと付くようになることで耐震性も高くなります。
お引越しの可能性がある方や、マンションなどの共有壁に家具を置きたい場合におススメ。
戸建のご自宅や共有壁でない場合は、壁に打ち込むことも可能なのでお客様のご要望に合わせておつくりしていきます。
M様は、ご希望のサイズや入れたいものがほぼ決まっていたので、
これまでの納品写真をみていきながら一緒にデザインを固めていきました。
その日は検討されるという事でご帰宅されましたが、後日再来店頂き
ブックボードとカウンター下収納のご契約となりました。
後日現調をさせて頂きサイズや仕様の確認を行い、お届けさせて頂きました!
3rdでは、お届けに直接職人がお伺いして設置していきます。
今回はM様のご要望により、カウンター下収納とブックボードどちらも壁に打ち付けることに。
壁に釘を打ち込める場所をさがし、固定しました。
そして、家具が収まったところでフィラー作業を行っていきます。
フィラー作業とは、家具と壁との間にある隙間を埋めていくことです。
家の壁や天井はきっちりと水平垂直が出ているわけではないので、
壁いっぱいに家具を作る場合、ぴったりのサイズでつくってしまうと家具が入らない可能性があります。
その為、あらかじめ10mmほどの余裕をもって製作しますが、これでは隙間ができてしいますね。。。その隙間を、写真のように職人が現場で板を隙間に合わせて微調整しながら切り出してピッタリと埋めていきます!
こういった職人の現場での微調整があってこそ、きっちりとした納まりになるのです!
朝から作業をはじめて、終了したのは夕方。。。
そして完成したのがこちら!!!
【カウンター下収納:W2040.D250.H880/Cherry】
材質は、カウンターの色味にあわせてチェリーに。
出来立ては写真のように白っぽいですが、時間が経つごとに色味が濃くなり、きれいな飴色になってきます。
もともとのカウンターの角が丸くアールがとられていたので、下の収納も合わせて角をアールにして製作。角はゴミ箱を置く為、オープンにしましたが、
「なるべく収納するものを隠したい!」というご要望で、全面扉式にしました。
カウンターと家具の隙間もなくピッタリです!
【ブックボード:W1350.D450.H2360/Cherry】
こちらも材質は、周りの家具の色味に合わせてチェリー材に。
天井までいっぱいにおつくりしました。
扉の中は可動棚になっているので、文庫本やハードカバーなどのサイズに合わせて棚の位置を変えることができます。
隣にあるデスク側に移設コンセントを設置したのでコードの取り回しも楽になりました。
たくさん本が並んでいたS様のお家。これでスッキリと安心して収納できますね(^_^)
立会してくださった奥様は、
「さすがですね!もとからあったみたい!最初からこういう家具にすればよかったわ~」
ととても感心していたのが印象的でした。
使い心地はいかがでしょうか?
また何かございましたらお気軽にご相談ください!
S様、ありがとうございました!
たまプラーザ店