都筑区にお住まいのS様。
ダイニングテーブルを新調したいとご来店になりました。
何度か下見にもいらしていましたが、決めかねていました。
「丸テーブルもいいけど、やっぱり長方形もいい。。。できるなら大きいのがいい!」
なかなか決めかねていましたが、お話をお伺いして整理していくうちに
横に3人が並んで座れるようにしたい。
椅子はゆったりしたものを使いたい。
将来、今より広い部屋に引っ越したときにも使えるようしたい。
と、プランがまとまってきました。
お部屋の様子をお伺いしながら、導線にじゃまにならない範囲で大きいサイズのテーブルを探すことに。
1800mmの大きさまでは置けるようでしたので、耳付きのトラディションをおすすめしました。
トラディションはたっぷりしたサイズとボリューム感、重厚感のある板です。
「せっかく木でつくるのなら、こんなのがいいね!」と気に入っていただきましたが、
「雰囲気はいいんだけど、もう少し軽い感じがいいかな。。。」
それでしたら、とおすすめしたのが『トラディションEX』。
『EX』は天板を少し薄くしているので、トラディションのように木の存在感をたっぷり感じながらも、
トラディションより軽やかな印象に仕上がります。
「こんな感じならいい!!」と、こちらはとても気に入っていだだきました。
『EX』は天板を薄くしているので、しっかりとした反り止めが必要になります。
「幕板」は天板の厚さを薄くしたとき、強度を持たせたり、そりやたわみを防ぐために
脚と脚をつないでいる板の事ですが。
ここで問題になってくるのが椅子選びです。
「ゆったりした肘付の椅子がいいな~」とS様がご覧になっていたのは『nene チェア』でした。
「板座と張り座、どちらもいいな~。1脚づつでもおかしくないですかね?」とのご相談が。
同じデザインですし、板座と張り座と合わせても大丈夫ですよ!とおすすめしたところ、
「それなら、1脚づつにしようか!」と『nene チェア』をご希望に。
テーブル選びの時にお話しが出ましたが、『トラディションEX』は天板を薄く仕上げているので
幕板が必要になります。
S様が選ばれた『nene チェア』は肘付なので、通常の幕板をつけるとアーム部分が
収まらなくなってしまいます。
通常、幕板は天板下に天板にそってぐるりと一周取り付けます。
S様のテーブルには、つま手方向(縦横で短い方向)に幕板を取り付け、天板中央に幕板の
替わりになるBOXを仕込むことに。
こうすることで、椅子のアームと幕板がぶつかることなく収まります!
これで問題もなくなり、テーブルは展示してあった1600mmよりも大きい1800mmを
作成することになりました!
新しく板を製作する事になったので、工房に見学にも来ていただきました。
製作工程のご説明し、仕上げ前の板も見て頂きました。
「いい板ですね!」
板の表情も気に入って頂けたご様子!
お届けの日。
「楽しみに待ってました!」と、とても喜んでいただけたのが印象的でした!
使い心地はいかがでしょうか?
また何かございましたら、お店に遊びにきてくださいね!
S様、ありがとうございました。
たまプラーザ店