オーダー家具の3rd -your life style shop-
2012.06.25

T邸 板リメイクお届け

横浜市磯子区のT様邸に板をリメイクさせていただきました。
『樹の家具が大好きで♪』とご来店頂いたT様。
オーダーメードでお作りする家具や、職人の真面目な仕事ぶりをご紹介すると、『父が残していった板があって、なにか形にしてあげたいんだけど出来るかしら?』とご相談を頂きました。
ヒビや反りの状況を見たうえで判断したかったので、早速お伺いして見せて頂いたのがこちらの2枚の板。
所々にヒビがあったものの、手をかければ現役になってくれる状態だったので、お預かりさせていただくことに。
T様のご希望はこちらの板はリビングテーブルに。
こちらの板はなんでも良いから残る物にしたいということでご提案したのが【額縁】。
『それイイね!出来あがりが楽しみ!』と笑顔で賛成です♪

その後も何度かご来店頂いた際に、製材した状態、キレイになっていることなどをお伝えすると『こんなにワクワクして待つことが無いから最近すごい楽しいの!』と待っている時間まで満喫頂いているT様でした♪
ついに完成しお届けに伺うと『信じられない!あの木がこんなにキレイになるなんて!』と大変驚いたご様子でした。
こちらが完成したリビングテーブルと額縁です!
そこで店長から気持ちのプレゼント。
『額縁だけだと寂しいので、元の木を絵にして入れてみたんです』とお伝えすると、『ホントだ!最初なんだろうと思っちゃった()。けどスゴイ嬉しい!ありがとう!』と喜んでいただけました。
自社工房があることで、お客様がお持ちの素材を生かした物づくりが出来るのも3rdの特徴。
ですが、お客様の大切な物を加工するのは神経をすり減らします。
私たちを信頼して預けていただいたT様にはこちらもとても嬉しく、頑張りがいがあった製作になりました!
T様ありがとうございました!
お気に入りの家具として末長く使ってあげて下さい。
2012.04.27

K邸 トラディションテーブル、チェアお届け

横浜市戸塚区のK様邸へさくらトラディションテーブルとADチェア・ハイバックチェアをお届けしました。

K様の初来店は一年ほど前。その時にはお子様がお腹の中にいらして、生まれてからまた来たいと一度お帰りになりました。 その後お子様も無事生まれ(おめでとうございます!)再度ご来店いただきました。 K様がお探しだったのは桜で出来たダイニングセット。というのもK様のお子様のお名前が桜ちゃんだったのです。『同じ名前でテーブルセットを作りたいんです♪』とご相談を頂きました。

ご希望を伺いながら店内の商品をご紹介すると、お気に入りいただいた椅子がADチェアとハイバックチェア。以前にご来店頂いた際にも気になっていて、再度座って頂くと『やっぱりイイね~♪』と笑顔で決定!

続いてテーブルのご希望が下の三つ。 ・耳付きのトラディションテーブル ・W2000のサイズ ・桜材 そこでご提案したのがカバザクラのトラディションテーブルでした。 こちらはW2100のご希望に近い大物。ですが残念ながら東戸塚店に展示がなかったので『サイズやお部屋に置いた時の雰囲気を確認できるので、もしよかったら一度お持ちして仮置きしてみましょうか?』とご提案すると『良いんですか!?そんなことが出来るならお願いしたい!』とK様ノリノリで後日仮置きにお伺いしました。

実際に設置させていただくと、『家に入ると想像してたサイズ感のイメージが変わりますね!存在感ありますね!』と仮置きしたことで本当に納得して頂けたことが印象的でした。 サクラの色味も大変気に入っていただけてこちらのトラディションテーブルに決定です! 上の写真は仮置き時の写真です。

こちらのカバザクラトラディション、写真では分かりづらいのですが二枚剥ぎになっています。 実際に見ても『本当に?』と言われるぐらい木目がキレイに合っていて、見事な職人技が楽しめるテーブルになっています。

また、この樹は白太が多い種の一つです。フローリングに使われることも多く、白太と赤味のコントラストがキレイな表情になります。 ですが裏を返すと白太が多く、赤身がバッチリと残ることが少ない樹でもあります。 今回のテーブルのようにキレイに赤身の残っている表情にはなかなか会えないものです。 このような樹との出会いはタイミングしかありません。K様とこのカバザクラは見えない赤い糸で結ばれていたということですね♪

ちなみに樺桜の花はこんな感じ。白くキレイな花です♪

仮置きの際はT字脚といって板と脚を固定せずに使える物だったのですが、4本脚のデザインに魅力があり、固定脚に加工させていただくことになりました。

お届けに伺い設置していると、お子様が作業している風景に興味津々♪『これはなに?なにしてるの?』と色々聞いてくれて、おじさん達もなんだか楽しそうな届けとなしました(笑) 一度仮置きで見ているものの実際に設置が完了すると、『いやぁやっぱりイイね!』と嬉しそうな笑顔をいただけました。 K様ありがとうございました! お子様の成長と共に家具の成長も楽しんで下さい。

2012.04.05

I邸 ウッドデッキの解体・新設

横浜市麻生区のI邸にウッドデッキの解体・新設を行いました。

I様とのお話のきっかけは、昨年の9月にたまプラーザの新店舗告知を見てのご来店でした。
「マイホームを構えて半年ほどで、一通りの家具は揃っています。でも、インテリアショップで家具を見るのが好きなんですよ!!」
とIご夫妻。

テーブルや椅子の話、オーダーメードへの憧れや夢の話などをしながら盛り上がり、3rdのカタログをお渡ししてお見送り・・・、その時、目に止めていただいたのが店舗の道路側スペースに一部作りこんだウッドデッキでした。

「テラスの提案もして貰えるのですか!?」とI様。
「もちろんです!空間を教えていただければ、イメージスケッチを描いてみますよ!!」

とお伝えすると、実は今も既にウッドデッキはあるとの事で、改めてショップの中にお迎えし、詳しくお話をお聞きする事になりました。

お話によれば、現在お使いのウッドデッキは、SPF材(スプルス・パイン・ファー(モミの木)等の輸入建築材の総称)などを塗料で仕上げたものでした。

築3年ほどの物件ですが、怖くて外に出られずに困っていたのだそうです。
それなら3rdで何とかしましょう!とまたお話が盛り上がり、後日訪問して現状を拝見しプランを上げることになりました。

提案させていただいたのがこちらです。

そこから何度かの打ち合わせをさせていただき、
・現状のデッキ部分より奥行きを大きく製作する事
・腰壁に合せて横格子の柵を作ること
等が決定!後は素材です。

3rdがご提案するガーデン用のハードウッドにもいくつか種類があります。
イペ、セラガンバツ、ウリン、メルバウ等。

こちらが、イペでの施工例。

そしてこちらが、セラカンバツの施工例です。

ウリンの表情はこの様な感じ。

しかし、今回はその中からメルバウをチョイス!

ここで少し雑学です。
メルバウの樹は、マメ科の常緑広葉樹です。
そしてマメ科に属する「ハードウッド」は、かなり多く、特に「紫檀」などが有名です。
「メルバウ」の最大の特徴は自生地が広いという事です。
具体的には、フィリピン、ニューギニア、インドネシアなどの島々から、インドシナ半島へと広がっています。
このため名称も様々で、フィリピンでは「インピール」、ニューギニアでは「クウイラ」、タイでは「マカモン」などと呼ばれています。
で・・・I邸で使用するのは、その樹を燻製化し含水率を0%に近づけ使用する材になります。

さぁ、いよいよ施工開始!先ずは、解体からです。

残念ですが、もうほとんどスカスカになってしまっていたので、その分スムーズに撤去完了。

簡易ブロックの上に柱をあててあったので、こちらもすべて撤去し、壁に沿って新たに立ち上げる柱の位置に穴を掘り、コンクリートの基礎を埋め込みます。

ここで約二日間空けて、そこから柱を立てていきます。

柱の位置が決まると、次に根太の製作。
特殊なひし形をしたスペースにベースが組み上がります。

その上に継ぎ目のない長尺床板を乗せてビス止めします。

そして、高さ1100mmの柵を入れて完成です!

最後にポイントを何点かご紹介します。
今回の増設部分の床下には排水弁があり、点検用に開口蓋を設置。

さらにウッドデッキの高さをリビングの掃き出しの高さに合せたので、室外機横に階段をつけました。

完成した時、最後まで楽しみにされていたご主人はご不在で、後日感想をお伺いに行くと、既にテラスには、奥様のご趣味でこれから増やしていきます、というグリーンにテーブルと椅子、それにビールが・・・!

「実に心地いい空間です!」

とご満足そうにお答えいただきました。

I様これから良い時期ですね!
広くなったテラスでゆっくり楽しんでいただければと思います。
ありがとうございました!

2012.04.02

F社 ミーティングテーブル、カフェテーブル、スツールお届け

横浜市神奈川区のF社様新オフィスにblissテーブル、カフェテーブル、ORIスツールをお届けしました。

F社様には、以前にウォルナットのblissテーブルをミーティングテーブルとして納品させて頂いており、
blissテーブルのシンプルな造形や無垢材へのこだわりと使いやすさに惚れ込んでいただいていました。

そして今回、一部の事業部移転のためオフィスを増設されることを機に、また新たにミーティングテーブル用にとご依頼いただきました。


今回は、既にお手持ちの椅子があるとの事で、その素材に合わせ、ナラの無垢材で製作させていただきました。
ナラ材は、3rdで取り扱う基本的な樹種の一つ。
世界中で家具材として扱われ、素朴ながら力強さも感じるその表情に多くの人が魅了されています。

そしてBlissテーブルは、幕板がなく天板の四つ角に脚が着くスッキリとしたデザイン。

さて、幕板とは、テーブルや机などの天板下に横に取り付けられた板の事。
構造材としての意味合いと天板の裏を隠す目的で取りつけられます。
その幕板が無いという事は、blissテーブルの天板自体に充分な強度があり、裏を隠す必要のない仕上げを施しているという事!
脚との接合もシンプルながら構造として充分な組み上げをしています。
3rdの真摯な気持ちと技術によるテーブルなのです!


ナラ材の明るい色と軽快なblissテーブルのデザインがS様の窓が大きく開放的なミーティングルームをより爽やかに演出していますね!

そして今回はもう一つ。
エントランスにある休憩スペースにカフェテーブルとORIスツールもお届けしています。


カフェテーブルは店頭に展示してあったガーデン用のものをお気に入りいただいたもので、素材はチーク材となっています。
チーク材は、派手さはありませんが、飽きのこない、しっかりとした主張を持った表情をしていて、もともと油分が多く、昔から船の甲板等にも使用されてきた木材です。屋外で使用される家具にピッタリな素材なのです。

ORIスツールはナラ材で製作し、こちらも脚元がスッキリしているデザインで、ミーティングルームのblissテーブルと印象が似て、オフィス全体の統一感が生まれました!

木の無垢材の家具があふれるオフィス。
お仕事もリラックスして進めることができそうですね!
F社様、ありがとうございました!!

さて、少しずつ春めいてきた今日この頃!そろそろ屋外での過ごし方を考えてみてもいい頃ではないでしょうか!?
3rdでは、今回紹介したカフェテーブル以外にもガーデン用の家具もご用意しておりますので、是非お店でご覧ください!お待ちしております!

2012.03.01

S邸 トラディションテーブル&M・テレビボードお届け

今回のブログですが、実は昨年暮れのお届け事例で少し遅い更新となります。
S様、大変お待たせしました!

さて今回のお届けしたトラディションテーブルですが樹種はモンキーポット、サイズが1700mm×960mm、厚みは70mmと本当に立派な一枚板でした。

馴れ初めは、お引っ越しを機にダイニングテーブルをお探しのS様が、昨年の12月初旬に3rdが掲載された雑誌<Discover Japan Design>をご覧になり、たまプラーザ店へお越し頂いたところから始まります。

マンション購入後の内覧会を終えて、幾つかのインテリアショップを回っていましたが、まだまだボンヤリとしたご自身の持つイメージに近い商品を模索検討中だったS様。
3rdにご来店されて、真っ直ぐ引き寄せられるように一枚板のコーナーに!!
お声を掛けさせていただくまでの時間、ジーっと板を見つめていらっしゃいました。

しばらくして如何ですか!?とお声掛けすると、
「これ、イメージにすごく近いのですが、今度の部屋には大きいかも知れない・・・。」
と板の前で一言。

当然、一枚の無垢板なので多少の長さであれば調整可能ですが、一枚板は樹齢を重ねて幅方向を作ります。そして切り出した後の乾燥にかける時間が本当に長い!
そして、単純に大きな木から良い板が取れるという訳でもないのです。

伐採後、乾燥工程を経ていない木材は<生材>と呼ばれていて、その含水率は樹種にもよりますが、広葉樹で70%前後という状態。
十分に乾燥されていない木材は重くて腐りやすく、収縮・変形して強度もありません。材料として適した含水率に調整するためにたっぷりと時間を掛けて乾燥させるんです。
そのあと職人が削りだし製材して行きます。
下の写真は、含水率を計測しているところです。

木材は乾燥中に<反り・捻じれ・割れ>を起こし、とくに水分を多く含んだ木表(樹皮側)の方向に反り上がります。
その反り上がった木表の底辺と木裏(中心側)の両端に合せて厚みを決めるので、中々大きい厚みに仕上がった材が取れないし、割れてしまうために長さも取れません。

「今ご覧になっている板は、その過酷な工程に耐えて勝ち残ってきた希少な板なのです。本当は、今製作し得る最大限を使っていただければ・・・。」
と、力説するスタッフに「そうですよね!一度帰ってよく確認してきます。」とその日はお帰りになりました。

その後、数日たった夕方にS様からお電話を頂きました。

「先日見た一枚板はまだありますか!?」
色々悩んだ結果、どうしてもあの板が気になって仕方がないので部屋のレイアウトを相談したい。可能であれば、先日見た大きさをそのまま使いたいとの事でした。

翌日、再度ご来店いただき、リビング・ダイニングのプランについてお話をさせていただきました。すると一枚板の大きさはまったく問題ありません!

今は座卓として使用し、将来はダイニングテーブルとしても使いたいとのご要望でした。
それであればウォルナットのT字脚を組み合わせて使用されては!?素材こそは違いますが、雰囲気は合うと思います。と紹介させていただくと「これは良いですね!」とすぐにOK!こちらでお届けすることになりました。

そして、もう一点
座卓の前に置くAVボードもお探しだったS様は、新作として展示してあったTVボードを見ながら「そこにあるTVボードは、この部屋に入りますか?セットで欲しいんです。」とウォルナット材でサイズ1600mm×450mm×330mmのM・TVボードもご注文頂きました。

座卓を置く空間での使用に合せたTVボードなので、高さの無いテレビ台をお探しだったS様のご要望にピッタリです!
翌週の引っ越しに間に合うようにと展示品でのご購入となりました。

配送時、当初のレイアウトを何通りか実演しながらのお話で盛り上がってしまい、ついつい長居をしてしまいました。
S様ありがとうございました。
木材の経年変化とライフスタイルの変化を楽しみながらご新居での生活を存分に楽しんでください!