オーダー家具の3rd -your life style shop-
2021.10.15

異素材の組合せで空間にスパイスを

黒い鉄脚、ウオールナット無垢の天板を使ったダイニングテーブル。
ウッドブラインド、座面と背面に黒革を使ったウオールナットのダイニングチェア。
木と鉄、革という異素材の組み合わせがスパイスのきいた空間を作り上げました。

こちらは、リノベーションしたマンションにお引越しの際、ダイニングテーブルをお探しで来店くださったK様ご夫婦宅。
何度か打合せを重ね、今回ダイニングセットとブラインドのご依頼を頂きました。

広々としたダイニングには、ご両親や友人が来ても余裕があるw.2000 D850のテーブルを。

椅子は、徳島にある宮崎椅子製作所様の人気椅子「pepe arm chair」
デザイン、軽さ、座り心地などを気に入って下さり、店内展示品と同じ仕様のレザータイプをお選びに。

所々に取り入れる異素材の黒は引き締め効果抜群!
ご来店されるお客さまの中で、インテリアに黒を取り入れることに躊躇したりイメージするのが難しい方には、こちらの写真をご覧頂くと納得されることが多いのです。
取り入れ方によって決して暗くなりすぎず、重くもならない。異素材の組み合わせで黒のイメージは覆ります。


窓周りは各部屋の仕様、雰囲気に合わせたブラインドをお選び頂きました。

LDメインの窓と書斎のコーナーにある窓にはレッドシダーウッドブラインドを。

レッドシダー、日本では「米杉」と呼ばれますが、ヒノキ科であるため独特の香は人々の暮らしをリラックスさせると同時に、虫を遠ざける効果も持つと言われています。
様々な色合いを持っていることが特徴として挙げられ、耐水、防腐、寸法安定などの特性もあります。
これらは四季ある日本のニーズとマッチし、部屋の湿度バランスを保持、そして樹種の特性から空気層を多く含むため高い断熱効果も期待できます。

ブルーグレーのアクセントカラーを使った壁の一部とウッドブラインドとの相性もステキです☆

下の写真(↓)
LD小窓と書斎の腰高窓は上下開け閉めできるハニカムシェードをお選びに。
ハチの巣状の構造は、夏は断熱効果、冬は保温効果と快適な室温にしてくれるのです。
断熱効果と保温効果があるので、エアコン代の節約にもつながり、外部の音を和らげる効果も。 上品な生地は柔らかく優しい光をお部屋に注ぎます。
インテリアとしても楽しめ、省エネにもつながることができる優れもの。

ゆったり座れる寸法のダイニングテーブルはウオールナットで製作しました。
明るめの床に濃い色の家具を置くことをためらわれる方、想像がつかない方などには参考になるのではないでしょうか。

鉄と革という、ちょっとハードな素材も取り入れつつ、全体は木の暖かさに包まれているグリーンの映えるK様邸。
素敵な笑顔のご夫婦にピッタリな空間になりました。

K様、ありがとうございました!

2021.10.02

見た目も美しいTVボードとカウンター


こちらは、とてもかわいいワンちゃんと一緒にご来店くださったS様宅にお届けしたテレビボード。
中にはスピーカー、デッキが納められています。

TVボードとカウンター(ワークスペース)をお探しだったS様のご希望は、壁~壁 隙間のないスッキリしたテレビボードと、安定感のある機能的なカウンター。
スッキリした印象を持たせる為、テレビボードには横格子を採用しました。
どちらもお使いのダイニングテーブルの素材に合わせ、ウォールナットで製作。

お伺いした内容を元に作成したプラン図がこちら(↓)
後日ご自宅にお伺いし、寸法を正確に測り設計図を作成します。

まずはテレビボードからご紹介。
壁~壁 隙間のない家具を製作するのに欠かせない加工がこちら(↓)

コンセント部分を開口し、家具内で配線のやりとりができるよう設計・製作しました。
また、幅木(床面に接する壁の下部に取り付ける部材)厚さ、高さ分も考慮し、壁との隙間がない仕上りに。
隙間がないメリットは、幅木やコンセントの上に埃がたまることも、隙間に物が落ちる心配もないことです。
大掃除や模様替え、引越しのタイミングで見つけるごっそりたまった埃にショックを受けることも、こんなところにこんなものが?!と驚くこともありません。
見た目もスッキリ。
オーダー家具だからこそできる加工です。

デッキ、スピーカー収納部は上開き家具扉のフリッパー扉。左側二つは深めの引出し仕様となっています。
このフリッパー扉も引出しも、軽く押すだけで開閉出来るプッシュオープン式。
開閉のストレスがありません。

次にワークスペースのカウンターをご紹介

ご主人が以前DIYで作られたものは安定が悪く、よりスッキリ機能的なものをご希望とのこと。そこで壁に板を付ける仕様にしました。

① まずカウンター土台を高さに合わせて壁に取り付けます。どこに取り付けるかが強度を持たせるために重要。
壁奥にある間柱の位置を確認し、柱にしっかり取り付けます。

② こちらは①の土台上から被せるL字型カウンターの調整。製作したカウンターを現場に合わせ微調整します。
 

③ 土台(①)とカウンター(②)を固定


完成品、見た目はとてもシンプル。
けれど、シンプルに見せつつ強度を出すための内部構造は少し複雑。
現場では少しずつ削り合わせ様子を見ながら調整していく、なかなか大変な作業なのです。

つい家具を置きたくなってしまう空間に、敢えてシンプルなカウンターのみという潔さ!
結果、シンプルの中に強度と美しさのどちらも併せ持つ奥の深いカウンターが完成しました。

S様、ありがとうございました!

特注格子TVボード W1940×D450×H450
DESK天板 W1941×D368 t.50

2021.09.10

経年変化を楽しむ木製家具

お引越しの度、家具をご提案させて頂いているW様
今回のご依頼は、本や雑多なものを納める収納棚です。

奥に見えるTVボードは以前製作させて頂いたもの。そのときには他にベッド、ダイニングテーブル、照明などもご提案させて頂きました。
ソファ、リビングテーブル、飼っていらっしゃる犬がソファに上がるための階段も製作させて頂いています。

↓下の写真は過去にお届けした品の数々・・・

(↓写真)
今回製作させて頂いた向かって左の背の高い収納棚は、上部が神棚、下部左がスティック型クリーナ、下部右は細々としたものを収納する場所として設計しました。
掃除機の収納場所がすぐ近くにあると掃除が億劫にならずにすみますね。
細々としたものも、これだと何処に何があるか一目瞭然。探す手間がなくなりストレスなくお過ごし頂けそうです。

神棚部分は垂直収納扉仕様。
開き戸仕様と違い、扉をサイドにすっぽり仕舞える仕様となっています。
神棚として開け放していても扉の存在が邪魔になりません。

↓下の写真は、向かって右の背の低い収納。
ローボードは背面のタイルが生きるよう敢えて背板はなし、箱は全面ウォールナットでどの区画にも入るように設計しました。
隠しておきたいものは箱に入れて目立たぬように、見せたいものは飾り棚風に飾ってみても。
箱の位置を替えるのも楽しみの一つです。

ローボードの幅は2500mmあるため、二つに分割して製作しています。
側板を全て同じ厚さで製作してしまうと分割した所を合わせた時その部分だけ分厚くなってしまうため、分割合わせ部が均等に見えるよう側板の厚さを調整しました。
つまり、側板厚さを左右で変えているということです。
また、分割部の固定に使用するボルトが長さの合う物がなく、カットしながらベストな長さを見つけ固定しました。
見た目ではわからない細工があらゆる所に施されています。

下の写真は数年前に納めたテレビ台の経年変化がよくわかる一枚。
木は年月を経てゆっくりと色が変わり、徐々に揃ってくるのも味わい深いものです。
今回の収納棚含め、W様のお部屋がどんな風に変化していくのか楽しみで仕方ありません。

W様、今回もありがとうございました!

特注収納棚
W3350×D450×H850/1800

2021.08.23

間仕切りブラインドの活用法

こちらの写真は、リビングの一角にお持ちのタンスを置く為、
パーテーションとしてウッドブラインドの取付を、マンションリフォームの際にご依頼くださったO様宅リビングの一部です。

幅2420mmx高2560mm、素材は桐、色は後ろのアクセントクロスに合わせた濃い目グレーのウッドブラインド。
右側に動線を確保しています。

これだけの大きさになると、操作時に力が必要なのでは?取付け箇所の強度は大丈夫?と
心配になる方もいらっしゃるかもしれません。
ましてやO様宅は天井に取付け・・・

そこで今回、桐材を使ったNORMAN®桐ウッドブラインドを使用しました。
素材の「桐」は日本の暮らしに馴染みが深く、高級家具の素材としても知られています。
調湿性能が高く加工しやすいことから、四季のある日本でも古くから親しまれてきました。
そして、なんといっても世界でもトップクラスに軽いという特徴があります。

ブラインドの「軽さ」はあらゆる面でメリットを生みますが、最も気になる操作の軽さについてもこちらのウッドブラインドは製造サイズに合わせて操作荷重と昇降速度の最適なバランスを実現しています。
毎日の操作が楽になれば気持ちも軽やかに。
このような大きなブラインドでも快適にお使い頂けること間違いなしのオススメブラインドです。

下の写真は取付風景。
安心して操作ができるよう、下地を入れブラインドを引っかける金具をしっかり取付けしています。

また、この桐ウッドブラインドの秘密は「柾目材」の採用にあります。
柾目材とは、切り出し面に対し木目が平行に整列するよう裁断された木材のことをいいます。
素材採りのコストが板目材の数倍にもなり、一般的に高級家具などでのみ使用されている素材ですが、反りや収縮は最小限に抑えられ、簡単に取替えられないものや永く使いたいものの素材選びとして間違いありません。

今回使用したオスモカラーの原材料は、自然由来の植物油・ワックス。
化学物質を使用しておらず有害物質を排出しない、最も安全な塗料として世界に知られるドイツ生まれの良質な塗料です。
浸透性の塗料なので木の呼吸を活かしたまま、素材の劣化も抑制。桐の風合いを楽しめる艶無しの仕上げで、木の魅力を大きく引き出すハイエンドカラーです。
これだけ色の選択肢があれば、ご自宅に合ったカラーが見つかりそうですね。

このような素材選びをされたO様のタンスに対する想いが伝わります。

家具に限らず、普段目隠ししておきたいもの、でもその存在を忘れてしまわないように、そして痛まないように風を通してあげたいときや、
個室を作るまでもないけれど、一人の空間、半個室が欲しいとき、
時々オープンにして広々とした空間を楽しみたいとき・・・etc
そんなとき間仕切りとして使用するブラインドは、空間の有効活用に最適なアイテムとなります。

O様の想い出のタンスも、存在を忘れられることなく傷むことなく、永く大切に使い続けていかれることでしょう。

O様、今回はありがとうございました!

2021.08.05

一日の終わりを快適に過ごすために

これまでにneneliving table特注の姿見鏡の製作をさせて頂いたK様。

今回はロフトに置く、分解できるベッドのご注文を頂きました。

フレームはお持ちのチェストに合わせウォールナット、すのこはヒノキ。
共に総無垢材、木の質感を最大限生かすため仕上げはオイルで製作しました。
マットレスを置きたくないくらい、ヒノキとウォールナットの対比が大変美しい仕上りです。

ヒノキにはリフレッシュ、リラックス効果、抗菌、消臭、防虫、調湿効果・・・等、、大変優れた効果が多数あり、
心身を整え一日の疲れを癒やすベッドには最適な素材となります。

快眠の為にはマットレス、寝具が大切ですが、それらを支える屋台骨となるベッドにもこだわりたいものですね。


ロフトに置くためベッドの高さは低め、大きさは置けるスペースギリギリとしました。
ダブルのマットレスも置くことができます。
また、引越しなどを考慮し、長手方向も解体できるよう設計しました。(↑写真パース図)

快適な生活を送るために体を預ける重要な家具であるベッドは特に、構造強度をしっかりと考える必要がある為、
詳細な仕様に関しては製作工房の工場長にも構造や木の特性を考慮してもらい、意見を交えながら熟慮を重ね慎重に設計しました。

↑組立風景
パーツは細かく分けましたが、総無垢なのでそれなりの重さがあります。

足を引っ掛けないように角は面取りしました。
ついつい引っかけて痛い思いをしたこと、一度は経験ありますよね。
こうした細かい加工こそ、オーダー家具ならでは・・・なのです。

お客様と打ち合わせを重ね、木のもつ暖かみの感じられる理想のベッドが完成しました。

以前お届けした家具も綺麗にお使い頂き、大切に使って下さっていることに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
経年変化でいい味が出ており今後も楽しみです。

人間は人生の1/3を睡眠で過ごすと言われています。
古来より日本人の生活に取り入れられ、馴染みのある素材であるヒノキの香りに癒やされながら
K様にとって一日の終わりに心も体も安らげる場所となっていれば幸いです。

K様、今回もありがとうございました!