オーダー家具の3rd -your life style shop-
2021.10.21

既存収納の扉交換でより快適に

20年程前、工務店にて設置された備え付け収納の3枚開戸を、引戸に交換したいとご来店くださったM様。

こちらが既存の開き戸。〔↓写真〕

交換希望の理由として
1.湿気がひどく扉を開けて換気をしたいが、開けっ放しだと扉が大きく邪魔になるため
2.在宅ワークの際、カメラ越しに扉が見える為綺麗にしたい
とのことでした。

しかし元々が開戸の為、残念ながら開戸を引戸に交換することはできず・・・。
幸い扉分前に出てきても大丈夫そうなスペースがあったので、新たに引き戸のレールを上下に入れるための枠を製作する事をご提案させて頂きました。

「引戸にできて綺麗になるならお任せします」
とご依頼頂き、イメージ資料を作成したのがこちら下図(↓)。

まずは扉と蝶番を取外します。
収納力は結構ありますね!

新たに四方に枠を固定していきます。
これらの枠、長さがある為搬入が心配でしたが無事搬入完了。
レールを入れるのは上下で、左右は扉の戸当たりとなります。


工房で製作したものを既存のものに取り付ける際にどうしても必要となる微調整や現場加工を経て、開き戸から引戸に交換完了!

こちら引戸の取っ手は、既製品ではなくウオールナットで一から工房にて製作しました。
既製品にないもの、探してもなかなか見つからないものも工房で可能な限り製作します。

換気の際、扉を開けていても邪魔にならなくなりました!

取り付けのご様子を終始ご覧になっていたM様より

「家具屋さんにお願いして良かったです」
「次はキッチン収納の扉もお願いしたいです」
とのお言葉を頂きました。

嬉しいお言葉です。ありがとうございます!
その際はまたブログにてご報告させてください。

オーダー家具屋である弊社は、新しく家具を作るだけではなく、M様邸のように今お使いのものを生かしつつ一部替えることでより快適に使えるようなご提案もさせて頂いています。

少し気分を変えてみたい方、考えがまとまらない方・・・一度ご相談に来店されてみませんか?

M様、ありがとうございました!
今後もどうぞよろしくお願い致します。

2021.10.02

見た目も美しいTVボードとカウンター


こちらは、とてもかわいいワンちゃんと一緒にご来店くださったS様宅にお届けしたテレビボード。
中にはスピーカー、デッキが納められています。

TVボードとカウンター(ワークスペース)をお探しだったS様のご希望は、壁~壁 隙間のないスッキリしたテレビボードと、安定感のある機能的なカウンター。
スッキリした印象を持たせる為、テレビボードには横格子を採用しました。
どちらもお使いのダイニングテーブルの素材に合わせ、ウォールナットで製作。

お伺いした内容を元に作成したプラン図がこちら(↓)
後日ご自宅にお伺いし、寸法を正確に測り設計図を作成します。

まずはテレビボードからご紹介。
壁~壁 隙間のない家具を製作するのに欠かせない加工がこちら(↓)

コンセント部分を開口し、家具内で配線のやりとりができるよう設計・製作しました。
また、幅木(床面に接する壁の下部に取り付ける部材)厚さ、高さ分も考慮し、壁との隙間がない仕上りに。
隙間がないメリットは、幅木やコンセントの上に埃がたまることも、隙間に物が落ちる心配もないことです。
大掃除や模様替え、引越しのタイミングで見つけるごっそりたまった埃にショックを受けることも、こんなところにこんなものが?!と驚くこともありません。
見た目もスッキリ。
オーダー家具だからこそできる加工です。

デッキ、スピーカー収納部は上開き家具扉のフリッパー扉。左側二つは深めの引出し仕様となっています。
このフリッパー扉も引出しも、軽く押すだけで開閉出来るプッシュオープン式。
開閉のストレスがありません。

次にワークスペースのカウンターをご紹介

ご主人が以前DIYで作られたものは安定が悪く、よりスッキリ機能的なものをご希望とのこと。そこで壁に板を付ける仕様にしました。

① まずカウンター土台を高さに合わせて壁に取り付けます。どこに取り付けるかが強度を持たせるために重要。
壁奥にある間柱の位置を確認し、柱にしっかり取り付けます。

② こちらは①の土台上から被せるL字型カウンターの調整。製作したカウンターを現場に合わせ微調整します。
 

③ 土台(①)とカウンター(②)を固定


完成品、見た目はとてもシンプル。
けれど、シンプルに見せつつ強度を出すための内部構造は少し複雑。
現場では少しずつ削り合わせ様子を見ながら調整していく、なかなか大変な作業なのです。

つい家具を置きたくなってしまう空間に、敢えてシンプルなカウンターのみという潔さ!
結果、シンプルの中に強度と美しさのどちらも併せ持つ奥の深いカウンターが完成しました。

S様、ありがとうございました!

特注格子TVボード W1940×D450×H450
DESK天板 W1941×D368 t.50

2021.09.10

経年変化を楽しむ木製家具

お引越しの度、家具をご提案させて頂いているW様
今回のご依頼は、本や雑多なものを納める収納棚です。

奥に見えるTVボードは以前製作させて頂いたもの。そのときには他にベッド、ダイニングテーブル、照明などもご提案させて頂きました。
ソファ、リビングテーブル、飼っていらっしゃる犬がソファに上がるための階段も製作させて頂いています。

↓下の写真は過去にお届けした品の数々・・・

(↓写真)
今回製作させて頂いた向かって左の背の高い収納棚は、上部が神棚、下部左がスティック型クリーナ、下部右は細々としたものを収納する場所として設計しました。
掃除機の収納場所がすぐ近くにあると掃除が億劫にならずにすみますね。
細々としたものも、これだと何処に何があるか一目瞭然。探す手間がなくなりストレスなくお過ごし頂けそうです。

神棚部分は垂直収納扉仕様。
開き戸仕様と違い、扉をサイドにすっぽり仕舞える仕様となっています。
神棚として開け放していても扉の存在が邪魔になりません。

↓下の写真は、向かって右の背の低い収納。
ローボードは背面のタイルが生きるよう敢えて背板はなし、箱は全面ウォールナットでどの区画にも入るように設計しました。
隠しておきたいものは箱に入れて目立たぬように、見せたいものは飾り棚風に飾ってみても。
箱の位置を替えるのも楽しみの一つです。

ローボードの幅は2500mmあるため、二つに分割して製作しています。
側板を全て同じ厚さで製作してしまうと分割した所を合わせた時その部分だけ分厚くなってしまうため、分割合わせ部が均等に見えるよう側板の厚さを調整しました。
つまり、側板厚さを左右で変えているということです。
また、分割部の固定に使用するボルトが長さの合う物がなく、カットしながらベストな長さを見つけ固定しました。
見た目ではわからない細工があらゆる所に施されています。

下の写真は数年前に納めたテレビ台の経年変化がよくわかる一枚。
木は年月を経てゆっくりと色が変わり、徐々に揃ってくるのも味わい深いものです。
今回の収納棚含め、W様のお部屋がどんな風に変化していくのか楽しみで仕方ありません。

W様、今回もありがとうございました!

特注収納棚
W3350×D450×H850/1800

2021.08.05

一日の終わりを快適に過ごすために

これまでにneneliving table特注の姿見鏡の製作をさせて頂いたK様。

今回はロフトに置く、分解できるベッドのご注文を頂きました。

フレームはお持ちのチェストに合わせウォールナット、すのこはヒノキ。
共に総無垢材、木の質感を最大限生かすため仕上げはオイルで製作しました。
マットレスを置きたくないくらい、ヒノキとウォールナットの対比が大変美しい仕上りです。

ヒノキにはリフレッシュ、リラックス効果、抗菌、消臭、防虫、調湿効果・・・等、、大変優れた効果が多数あり、
心身を整え一日の疲れを癒やすベッドには最適な素材となります。

快眠の為にはマットレス、寝具が大切ですが、それらを支える屋台骨となるベッドにもこだわりたいものですね。


ロフトに置くためベッドの高さは低め、大きさは置けるスペースギリギリとしました。
ダブルのマットレスも置くことができます。
また、引越しなどを考慮し、長手方向も解体できるよう設計しました。(↑写真パース図)

快適な生活を送るために体を預ける重要な家具であるベッドは特に、構造強度をしっかりと考える必要がある為、
詳細な仕様に関しては製作工房の工場長にも構造や木の特性を考慮してもらい、意見を交えながら熟慮を重ね慎重に設計しました。

↑組立風景
パーツは細かく分けましたが、総無垢なのでそれなりの重さがあります。

足を引っ掛けないように角は面取りしました。
ついつい引っかけて痛い思いをしたこと、一度は経験ありますよね。
こうした細かい加工こそ、オーダー家具ならでは・・・なのです。

お客様と打ち合わせを重ね、木のもつ暖かみの感じられる理想のベッドが完成しました。

以前お届けした家具も綺麗にお使い頂き、大切に使って下さっていることに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
経年変化でいい味が出ており今後も楽しみです。

人間は人生の1/3を睡眠で過ごすと言われています。
古来より日本人の生活に取り入れられ、馴染みのある素材であるヒノキの香りに癒やされながら
K様にとって一日の終わりに心も体も安らげる場所となっていれば幸いです。

K様、今回もありがとうございました!

2021.05.27

収納力重視のオーダーメイド家具

収納力のあるTVボードとダイニングボードをお探しでご来店くださったT様ご夫妻。

当初は既製品のユニットタイプもご検討されていたようですが、
お話をさせて頂く中で、サイズがぴったりと収まる、収納スペースを一から考えられるオーダー家具に興味をお持ち頂き、今回のご提案となりました。

↓ テレビボードとダイニングボード設置前写真

TVをご覧になる際には、リビングやダイニングにその都度移動されていたというキャスター付テレビ台(写真1枚目)、
ダイニングボード設置場所右下には、ガスストーブ用コンセントがあります(写真2枚目)。

今回ご希望されたのは
ダイニング側からもリビング側からもTVを見ることができる収納力のあるTVボードと、
ガスストーブを使用しない時期は本体を収納し、使用する時期はごちゃついて見える配線が隠せる。
その他、洗濯に使う細々した物を収納できるダイニングボードを、とのことでした。

これらのご要望を叶える為、ご提案させて頂いたイメージ資料がこちら↓
↓下の写真は組立風景
分割して製作したものをご自宅に搬入してから組み上げていきます。
↓下の写真は腰高のボードと背の高いボードの連結中!その後、飾り棚を取り付けます。

そして完成した姿が下の写真↓

サイズもぴったりでホッと一安心(笑)もともとスッキリされているご自宅が収納場所が増えたことで益々スッキリと見えます。
今回はTVを壁掛けにするため、壁の補強として背面パネルを取り付けました。
パネルに金具を取り付けることにより、壁に直接取り付けるより強度が増し、壁を補強する分のコストも削減することができます。

首振り金具により、ダイニング側からもリビング側からもテレビを見ることが可能になりました。
収納力も抜群です。

正面向かって右側の背の高いボード下段には掃除機、使わない季節のガスストーブを収納する場所に。
冬場に使うガスストーブの配線を延ばせるよう、下部に床との空きスペースを設けてあります。
使用する場所近くに収納するスペースがあるのは、片付けが億劫にならずすみますね。

上段には洗濯物に使う物干しハンガーや洗濯ばさみ等、細々した物の収納に。
物干しハンガーや洗濯ばさみ等の保管場所にはお困りの方も数多くいらっしゃると思います。
当たり前のように洗面室に置くしかないと思っていた物も、使い方を考えれば置き場所も変わり、それによって生活動線も変わっていきます。

普段の生活の何気ない、「もう少しこうだったらいいな」と感じることを、3rdではお客様と一緒に改善策を考えご提案できればと考えています。

T様本当にありがとうございました。

【テレビボード収納_w1620×d500×h500/1850】
【ダイニングボード収納_w2310×d450×h850/1900】