オーダー家具の3rd -your life style shop-
2021.05.27

収納力重視のオーダーメイド家具

収納力のあるTVボードとダイニングボードをお探しでご来店くださったT様ご夫妻。

当初は既製品のユニットタイプもご検討されていたようですが、
お話をさせて頂く中で、サイズがぴったりと収まる、収納スペースを一から考えられるオーダー家具に興味をお持ち頂き、今回のご提案となりました。

↓ テレビボードとダイニングボード設置前写真

TVをご覧になる際には、リビングやダイニングにその都度移動されていたというキャスター付テレビ台(写真1枚目)、
ダイニングボード設置場所右下には、ガスストーブ用コンセントがあります(写真2枚目)。

今回ご希望されたのは
ダイニング側からもリビング側からもTVを見ることができる収納力のあるTVボードと、
ガスストーブを使用しない時期は本体を収納し、使用する時期はごちゃついて見える配線が隠せる。
その他、洗濯に使う細々した物を収納できるダイニングボードを、とのことでした。

これらのご要望を叶える為、ご提案させて頂いたイメージ資料がこちら↓
↓下の写真は組立風景
分割して製作したものをご自宅に搬入してから組み上げていきます。
↓下の写真は腰高のボードと背の高いボードの連結中!その後、飾り棚を取り付けます。

そして完成した姿が下の写真↓

サイズもぴったりでホッと一安心(笑)もともとスッキリされているご自宅が収納場所が増えたことで益々スッキリと見えます。
今回はTVを壁掛けにするため、壁の補強として背面パネルを取り付けました。
パネルに金具を取り付けることにより、壁に直接取り付けるより強度が増し、壁を補強する分のコストも削減することができます。

首振り金具により、ダイニング側からもリビング側からもテレビを見ることが可能になりました。
収納力も抜群です。

正面向かって右側の背の高いボード下段には掃除機、使わない季節のガスストーブを収納する場所に。
冬場に使うガスストーブの配線を延ばせるよう、下部に床との空きスペースを設けてあります。
使用する場所近くに収納するスペースがあるのは、片付けが億劫にならずすみますね。

上段には洗濯物に使う物干しハンガーや洗濯ばさみ等、細々した物の収納に。
物干しハンガーや洗濯ばさみ等の保管場所にはお困りの方も数多くいらっしゃると思います。
当たり前のように洗面室に置くしかないと思っていた物も、使い方を考えれば置き場所も変わり、それによって生活動線も変わっていきます。

普段の生活の何気ない、「もう少しこうだったらいいな」と感じることを、3rdではお客様と一緒に改善策を考えご提案できればと考えています。

T様本当にありがとうございました。

【テレビボード収納_w1620×d500×h500/1850】
【ダイニングボード収納_w2310×d450×h850/1900】

2021.04.16

エコカラット装飾でホテルライクな佇まいに

約3年前にトータルで家具を作らせていただき、いつもお世話になっているお客様です。→以前のお届け
その後もたびたび追加のご依頼をいただいて、今回は壁面TV収納の上部にエコカラットの施工、子供部屋に収納棚設置、寝室にフレーム付きエコカラットの施工を承りました。
まずリビング壁面TV収納上部と窓周りのエコカラット施工。

サンプルを何種か取り寄せ、落ち着いた雰囲気の『グラナスルドラのグレー』に決定しました。エコカラット最大の特徴は、室内の湿度を上手くコントロールしつつ優れた消臭効果も発揮。機能性だけではなく、種類・大きさ、色柄が豊富な大変美しいタイルです。

既存のクロスを剥がし、タッカー留め、接着剤塗布、タイルを丁寧に貼ってゆきます。壁面TV収納のウォールナットと、タイルのグレーのバランスが絶妙で、引き締まった印象に。
窓周りは窓横の吸気口の汚れを隠したいとのご要望にもしっかりお応えする事が出来ました。

トイレは『カームウッド』を施工させていただきました。優しい質感とグレーベージュ色が明るい印象で素敵なトイレ空間に。エコカラットの特徴から、トイレや水回りは機能を特に実感頂ける場所かと思います。

後日、工房にて製作した寝室につけるフレーム付きエコカラットと子供部屋収納棚のお届け。

まず取り付け位置、芯の位置を確認しパネル吊り金具の取り付け。
今回フレームをなるべく薄くしたいとのご希望から、LAMPのパネル吊り金具AUHを使用。アルミで薄くできているのでパネル自体の厚みも抑える事ができます。パネルの外寸はw.2000×h.680×厚28mm。
その分、壁の歪みも拾ってしまうので心配でしたが、問題なく綺麗に取り付ける事がきました。

ホテルのような雰囲気になり、お客様にも大変喜んでいただきました。畳とエコカラットのカラーバランスも綺麗に整いました。

最後にご紹介するのが、子供部屋の収納棚。娘様が中学になり収納が足りなくなったとの事でご依頼。素材は以前製作させて頂いた家具に合わせオーク材。

ご主人のアイデアを基に、通学バックや学用品を充分に収納出来るよう設計させていただきました。部屋の入り口側は角アールにし動線を取りやすくしました。右側は家具開口ではなく天板を伸ばしプラグが抜き差しできるようスペースを確保。大きく3区画にわけ引戸を2枚にし奥行き有効寸法も確保。内寸高さをできるだけ取りたいとのご要望があった為、強度を踏まえ通常より棚板や地板を薄く製作させていただきました。
M様、この度も誠にありがとうございました!

エコカラットパネル:w.1998 d.28 h.672
サイドボード:w.1800 d.350 h.500

2021.04.13

使い方とデザインにこだわったオープンシェルフ

以前リフォームされた際、インターフォンの所に取り付けた棚を別の物に替えられないかとご相談に来られたI樣


上写真左が施工前の写真です。
ダイニングからキッチンの動線上に奥行きの大きい棚が取り付けられており、確かに使い勝手が良いとは言えず、配線も丸見えの為、見た目もベストではない印象を受けました。

そこで、ご提案させて頂いたのが上の写真右の完成イメージのスケッチ。

モデム、ルーター、電話を目立たせないよう収めること、動線を遮らないこと、各機器取付、メンテナンス可能であることを考慮し、なるべく薄く、前面のパネルが取り外し式のシェルフを設計いたしました。

既存の棚が壁に固定、コーキングされていた為、まずは棚を撤去しクロスの張り替えからスタートです。
こちら廃盤のクロスだったのですが、少量の在庫を確認できほっと一安心。今後のことも考慮し在庫全て購入しました!
心配だった棚も問題なく綺麗に取り外すことができ、クロス張りも完璧に仕上り、取付工事に進みます。

下の写真はクロス工事後、翌月完成したシェルフの取付作業風景の様子です。

取付完成した姿がこちら↓

床から浮かすことによりお掃除もしやすく、スッキリとした印象です。
今まで棚の中に隠れていたインターホンも顔を出し、元いたあるべき場所に戻ってきたよう。

マルチコンセント部は開口し、棚板に切り欠きを入れ配線ルートを確保しています。(↑写真)

他にお使いの家具がチェリー材で統一されているため、それらに合わせて枠をチェリー材で製作しました。
全て同一素材で製作するのではなく、敢えて全面のパネルを椅子に使われているものと合わせたアイボリーの合皮張りにすることにより他の家具との調和、統一感が生まれました。
また、チェリー材の枠が引き締め効果も高めています。

シェルフ上は飾り棚として活用も。チェリー材とアイボリーとグリーンの組み合わせは自然の色合いで癒やされますね。
隣に置いてある観葉植物との相性もバッチリ。全体的にバランスが取れ、違和感なくI様宅リビングに溶け込んでいます。

今回、ご依頼頂いたI様より、取付け後に嬉しいメールが届きました。

「昨日は素敵な棚をありがとうございました。カッコ可愛く眺めてはニヤニヤしております。
また動線も広くなり大変満足しております。また、職人さんにも沢山助けて頂きました。
ぜひぜひ大変感謝していたとお伝えくださいませ。浴室、トイレの際もどうぞよろしくお願い致します。」

なんという嬉しいお言葉!!お喜びくださったお客様の言葉がなによりの励みになります。

ゆくゆくは浴室/トイレのリフォームをご予定とのこと。その際は是非またよろしくお願い致します。

I様、本当にありがとうございました!

特注オープンシェルフ W580×D200×H900

2021.03.22

6400xWALNUTの壁面本棚

事務所としてお使いの一室壁面に、本棚製作の依頼でご来店くださったK様。
お使いのデスクが黒だった事、展示しているFENEシリーズのサイドボードをお気に入り頂いた事を考慮し、本体は黒、背板と棚板はウォールナットを使った本棚を提案させて頂きました。

こちらの事務所は賃貸のため壁固定ができず、家具自体の奥行きも小さく安定感がよくない為、台輪と支輪にアジャスターを仕込み上下に突っ張って固定し、耐震性と安定性を確保しています。床は畳にカーペット敷きだった為、ある程度の沈みも考慮し設計しました。

↑圧巻ですね。
この本棚にびっちり本が埋まった姿を想像しただけでワクワクが止まりません。座り心地の良い椅子など置いてしまった時には・・・時間を忘れて読書に没頭してしまいそうです!


搬入経路が十分ではなかった為、それぞれの本棚を4分割、合計8パーツで製作しました。ゆくゆく置き場所が変わっても、少しのリメイクで使えるように工夫しています。例えば、上下を分け、奥行きの小さい上台は逆さにし新規製作した天板を上に乗せてカウンター風にしてみたり、奥行きの大きい下台も2台背合わせにした上に天板をのせ作業台としても使ってみたり・・・。もちろん台をそのまま単体での使用もアリです。使い道が広がりますね。

↓下の写真
上段は窓向かって左側の本棚、中段は右側の本棚の設置前と設置後の様子。下段は長押部細工の写真です

窓向かって左側の本棚は隣との部屋の襖を覆っています。襖の枠分家具の背板を逃し側板は壁につくように設計しています。また、右側本棚の長押部分は本棚の側板を欠き込み、壁にぴったり隙間なく設置できるよう配慮しました。

↑長押部を横から見た様子
「かゆいところに手が届く」ような感覚、「その隙間、気になるけれど、どうしようもないから仕方ない」と諦めるしかなかったことをオーダー家具は可能にしてくれます。

落ち着いた床の色と、ぴりっと黒をきかせた本棚のある事務所は、仕事場としてだけでなく秘密基地のような、K様だけの大切な時間を過ごす癒やしの空間となるかもしれません。

K様、今回はありがとうございました。

[BOOKBOARD A:AICA6400 WALNUT w.2000 d.260 h.2330]
[BOOKBOARD B:AICA6400 WALNUT w.2350 d.350/220 h.2330]

2021.03.01

開放感のある食器棚 

ダイニング側の壁をスッキリさせたいと、ご来店くださったH様。
使いやすい高さで圧迫感のない、耐震性にも優れた食器棚というご要望でした。製作したのがこちら↓

収納力を確保するため、壁~壁(幅2040mm)で製作。この事により隙間や凹凸感がなくスッキリした印象になります。
高さは奥様が無理なく手の届く範囲で1800mmにしています。通常、耐震性を考慮し天袋収納を入れ天井まで作りますが、上部収納は台に乗らないと使えない事と圧迫感を考慮しこの高さにしています。
耐震性に関しては、隣家との境の背面壁はRCで壁打固定不可の為、食器棚内部より側面壁に固定し、ご要望でもあった耐震性もばっちりです。
素材に関してはお使いのダイニングテーブルに合わせ、ウォールナット材で製作。壁一体となって、元々そこにあったかのようなつくりになっているのはオーダー家具ならではです(^^)

下台に関しては腰高に桐材の引き出しを入れ、カトラリーや文具など細かいものを収納します。桐材は抗菌作用・湿度調整にも優れており、カトラリー以外にも食品や日常生活で使用する細々したものの保管場所としても適しています。
この家具とテーブルの間の幅を多くは取れなかったので下部は引戸にしています。開扉ですと前に出て邪魔になりますが、引戸にする事により収納物の出し入れもしやすくストレスなく使うことができます。
設計する際、なるべく余分な線を減らしたいので上下左右のラインはなるべく揃えていきますが、今回下台の引戸に合わせてガラス扉を4枚にしてしまうと扉が大きくなりすぎて使いにくい為、ガラス扉は5枚に分けました。
上下のラインは揃っていませんが、全体のデザインをシンメトリーにしているので、まとまりがありスッキリとした印象に仕上がりました。

上台はガラス扉にし照明(LEDダウンライト)を入れ棚板もガラスに。下台と奥行き感を変える事により、圧迫感を軽減し抜け感がでるようデザインしました。

↑ こちらは搬入経路の関係上、合計4つのパーツに分けて製作した図面です。分割ラインを隠し、一体の家具に見えるように設計しています。

↑設置風景。分割されたパーツを運び込み組み上げていきます。照明の配線をつなぎ下台のレベル(水平)を確認しながら家具が壁面にしっかり付くように調整していきます。扉の開き具合や収まりを微調整し最後にフィラー処理をして完成です!

今回、長年大切に使われていたダイニングテーブルの削り直し、塗装仕上げも承りました。左右対称の見事なブックマッチ!
これからもまた、H様ご家族の元で新たな歴史が刻まれ表情を変えていくことでしょう。その変化もまた、無垢材の良さ、面白さ。食器棚共、経年変化が楽しみです。
H様、今回はご依頼頂きありがとうございました!!