ダイニング側の壁をスッキリさせたいと、ご来店くださったH様。
使いやすい高さで圧迫感のない、耐震性にも優れた食器棚というご要望でした。製作したのがこちら↓
収納力を確保するため、壁~壁(幅2040mm)で製作。この事により隙間や凹凸感がなくスッキリした印象になります。
高さは奥様が無理なく手の届く範囲で1800mmにしています。通常、耐震性を考慮し天袋収納を入れ天井まで作りますが、上部収納は台に乗らないと使えない事と圧迫感を考慮しこの高さにしています。
耐震性に関しては、隣家との境の背面壁はRCで壁打固定不可の為、食器棚内部より側面壁に固定し、ご要望でもあった耐震性もばっちりです。
素材に関してはお使いのダイニングテーブルに合わせ、ウォールナット材で製作。壁一体となって、元々そこにあったかのようなつくりになっているのはオーダー家具ならではです(^^)
下台に関しては腰高に桐材の引き出しを入れ、カトラリーや文具など細かいものを収納します。桐材は抗菌作用・湿度調整にも優れており、カトラリー以外にも食品や日常生活で使用する細々したものの保管場所としても適しています。
この家具とテーブルの間の幅を多くは取れなかったので下部は引戸にしています。開扉ですと前に出て邪魔になりますが、引戸にする事により収納物の出し入れもしやすくストレスなく使うことができます。
設計する際、なるべく余分な線を減らしたいので上下左右のラインはなるべく揃えていきますが、今回下台の引戸に合わせてガラス扉を4枚にしてしまうと扉が大きくなりすぎて使いにくい為、ガラス扉は5枚に分けました。
上下のラインは揃っていませんが、全体のデザインをシンメトリーにしているので、まとまりがありスッキリとした印象に仕上がりました。
上台はガラス扉にし照明(LEDダウンライト)を入れ棚板もガラスに。下台と奥行き感を変える事により、圧迫感を軽減し抜け感がでるようデザインしました。
↑ こちらは搬入経路の関係上、合計4つのパーツに分けて製作した図面です。分割ラインを隠し、一体の家具に見えるように設計しています。
↑設置風景。分割されたパーツを運び込み組み上げていきます。照明の配線をつなぎ下台のレベル(水平)を確認しながら家具が壁面にしっかり付くように調整していきます。扉の開き具合や収まりを微調整し最後にフィラー処理をして完成です!
今回、長年大切に使われていたダイニングテーブルの削り直し、塗装仕上げも承りました。左右対称の見事なブックマッチ!
これからもまた、H様ご家族の元で新たな歴史が刻まれ表情を変えていくことでしょう。その変化もまた、無垢材の良さ、面白さ。食器棚共、経年変化が楽しみです。
H様、今回はご依頼頂きありがとうございました!!
壁面収納をご要望でご来店いただいたYさま。展示を見て頂き3rdの収納の特徴や作り方をご説明させて頂きました。立って作業するワークスペース、大型のTVを置くスペース、飾りたな、本棚などなど、大凡のご要望をお伺いし
ご提案資料に。後日、ご自宅にご訪問し採寸と詳細のお打合せをし完成したのがこちらです!
大型の壁面収納ですので搬入経路など考慮し今回は8個のパーツにわけ製作。仮組みし壁に収まるか、開口の位置はあっているかなどを確認し裏面の配線関係を繋いでいきます。家具が組み上がったら家具内部下側(台輪)にあるアジャスターを調整し家具の水平垂直を合わせます。これで壁に打たなくても家具の安定感が出ます。
フィラー作業(隙間埋め)の様子です。3mの壁に3mの家具を作ってしますと入らないので家具は壁実寸より約-1cmして製作します。その1cmの隙間を同材のパーツを削り埋めていく作業です。
同時に扉や引き出しがスムーズに開くかなど微調整をし設置完了です。
向かって左側からワークスペース、立って作業をする仕様ですので高さを1mにし下の空間はプリンターを収納します。中央は55インチのTVが収まるよう広めに区画をとり下にAV機器収納+引き出しの仕様、右側は本棚/飾り棚/収納スペースになっています。圧迫感を軽減する為、目線の位置はガラス扉や照明を入れることにより抜け感を出しすっきりした印象になるようデザインしています。
最初ご訪問時にお持ちしたスケッチ。お打合せして仕様が変わっております。
↑プリンター収納部はスライドトレーにスキャンや後ろ給紙も使いやすいように。
↓お部屋のコンセント位置は開口し家具のコンセント、照明のコンセントをとっています。配線が干渉しないように可動棚板は欠き込みしています。
今回お客様にも色々とご協力いただきスムーズな設置ができました。Yさまありがとうございました!
■壁面収納:ウォールナット突板ウレタン全消し仕上げ
w.3470 d.500/400 h.2425
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お引越し後しばらく時間がたち家具のご相談を頂いたMさま。前の家でお使いだった家具を置いてとりあえず使っているのでリビングダイニングをすっきりさせたいとのご相談いただきました。メインは収納家具でご提案したのは、幅5m84cmの大型ローボード。合わせてダイニングセットもご提案しました。
ご提案スケッチです。LDの家具配置と壁(窓)のバランスを考慮し全体をデザインしました。
大型の家具なので5パーツにわけ製作しご自宅で組み上げていきます。手前に見えるのがサイドボードの下面で家具の水平垂直を保つアジャスターです。3rdでは基本的には置き家具の仕様なのでこのアジャスターを調整しお部屋に設置していきます。
窓センターに合わせて2.5mのTVボード、右棚上部はお仏壇収納。窓下(カーテン)、腰高に合わせサイドボード。家具で埋まってしまうコンセントは両サイド台輪にコンセントを付け電源が取れるようにしています。サイドボードは腰高に浅い引出しを入れ収納物を限定しない仕様のデザインに。TVボード、AV機器が入る部分は赤外線を考慮しガラス扉に。今後はHDDでの録画やNetfrixなどのサブスクリクションが一般的になり恐らくデッキ類もなくなっていくと思います。その際は板扉に付け替えて収納にする事も考えて設計しています。
お仏壇収納スペースにはLEDのダウンライトを入れ、ガラス扉下にはスライド式の膳引きを供え付けています。
元のお部屋のコンセント部分の背板に開口し家具につけるコンセントの配線ルートを取っています。サイドボード天板のコンセントは電話用です。
ダイニングテーブルはなるべくなシンプルなデザインが良いとのことで定番のブリステーブルを170cm x 85cmでお作りしました。ダイニングチェアは後日お届けだった為、写真は無いですが軽く、ゆったり座れるpepe chairをお選び頂きました。
壁〜壁の低い収納家具は圧迫感なくとてもすっきりしたお部屋の印象になり、適切なサイズで家具をレイアウトすると何も無い空間よりも広く感じる事があります。マンションの内覧会などで”お客様が思ったより狭い。。。”と仰る事がありますが家具をお届けすると”なんか広くなった気がする!”とい言う事が多々あります。空間とお客様にあった家具をご提案できるのはフルオーダーだからこそです。
【Low board_W5840×D500/400×H850/500/1450】
【bliss table_W1700xD850xH700】
【pepe chair_W535×D550×H770】
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ご新居に引っ越しする家具を色々決めている最中だとたまプラーザ店にご来店下さったI様。
二人目のお子様が生まれる前に家具を全部決め切りたい、と大きくなったおなかを擦り、奥様は言います。
新たな家族を迎え、新たな住居での生活、楽しみですよね。
ソファなどの家具は決まったが、なかなかイメージしているテーブルに出会えないと旦那様。
店内に展示されているテーブル天板を見て「こういう木の側面が残っているテーブルを探していたんだけどサイズとかなかなか見つけられなくて」とも。
接ぎ板であれば、奥行きも長さも調整出来るのでご希望のサイズでご用意することができますよ、とご案内。
テーブルサイズはW1500~1600×D850でお探しでした。天板は店内に飾っているものと同じウォールナットで、木目はお任せしますと言って頂き、I様のご希望に合ったサイズの接ぎ板天板が他の店舗や工房の中から選ばせて頂きました。
枝の根元に当たる”節”が入っているのも味があるし、木目が揃ってなくても表情があっていいよね、とご夫婦で店内に並んでいた天板を見て話していたので左右で木目の表情が変わる天板にしました。
奥様は猫脚のような流線型のテーブル脚をご希望されていましたが、耳付き天板にしたことで猫脚じゃない方がいい?直線的な方がいい?とテーブル脚をお悩みに。
そこでテーブルの脚を3案スケッチで作成し、奥様に選んでもらうことに。
結果、くびれのあるデザインとなりました。
次に椅子を選んで頂きました。
店内の椅子を座り比べてもらい、ゆったり座れるBUNNY Chairを候補に挙げてくれました。
しかし、せっかくの天板の”耳”がBUNNY Chairの背もたれで隠れてしまうのはもったいないね、と一旦保留に。
「天板が映えるスッキリ見える椅子だったらこの椅子がいいんじゃない?」と店内展示のTRADITIONに合わせていた2031がご夫婦の目に留まりました。
店内の2031は板座と張座とがあり、張座は汚れに強いアクアクリーンを使用していました。どちらもさっと水拭きが出来る仕様となり、小さなお子様の食べこぼしを心配されるご夫婦にピッタリです。
ご夫婦で座り比べてもらい、おしりを柔らかく支えてくれる張座に決定しました。
また、2031にはアームありとアームなしがあり、どちらで揃えるか悩まれていました。
ゆったりと腰を掛けた時に腕を預ける場所がある方が楽な旦那様と、出入りが多いのでアームがない方が楽な奥様。
お話を進めていく中でTRADITIONの天板を魅せるために椅子はデザインを揃えてスッキリ見せたいとのご要望が出ました。それであれば、2脚ずつアームの2031とアームなしの2031で4脚の組み合わせにしませんか?とご提案。
それなら背中のデザインが同じだからスッキリ見えていいね、とご夫婦の意見がまとまり、椅子も決定。
第2子ご出産後に改めて椅子の張地を選んで頂きました。
リビングダイニングに置くソファの張地が濃いめのグレーだと言います。
ウォールナットに黒を合わせてよりシックにするか、ソファと同じ濃いめのグレーにするか、決めあぐねていたのでここも折角だから張地も2脚ずつにしましょうか、とご提案し黒と濃いめのグレーとの2色、アクアクリーンの生地に決定。
二度目にご来店の際、店内に飾ってあったマイギャラリーに奥様が目をとめ、「自宅にグリーンを置きたいと思っていたんですけど、子供が小さいのでプランターを床に置くのは色々心配で」とグリーンの配置でお悩みでした。
確かに、小さなお子様が掴まり立ちして倒してしまったり、プランターの中身や葉っぱを口に入れたら大変ですからね。
マイギャラリーは絵画のように壁掛けに出来る植物プランターです。植物が額縁から飛び出すので、立体的な絵画のようになります。
絵を掛け替えるように、プランターの植物を変えれば、お部屋の雰囲気を変えられます。季節によってお花を入れ替えても素敵です。
また、マイギャラリーはフレームの金具をプッシュピンタイプの鋲で壁に固定するため、女性一人でも設置可能です。
「子供が小さな内は我慢かな、と思っていたけど、これなら子供が届かないし目線の位置にグリーンが来ていいですね」
ただ、新居にはエコカラットを貼っているので、飾るとなると、ダイニングとキッチンを隔てている壁だけだと言います。
まだ実際に住んでいないので、その場所にマイギャラリーを設置して、エコカラットとの相性がイメージし辛い、とお困りだったので、テーブルをお届けするお引越し当日に、展示しているマイギャラリーを持参するので、お部屋で雰囲気を見てから決めませんか?とご提案し、ご配送当日、ご自宅で確認してもらいました。
実際に壁に合わせてマイギャラリーを見た奥様は「やっぱりグリーン欲しいよね」とマイギャラリーも決めて下さいました。
お届けまでに数日掛かるのと、ご自身で設置されるとのことだったので、どの位置に設置するのがいいか持参したマイギャラリーで確認しながら設置場所を一緒に決めました。
壁に備え付けの簡易棚に高さを合わせて設置すると目線の位置が一直線に通るのでお部屋のスッキリ、植物も綺麗に見えますよ、と設置する場所をマスキングテープでマーキングさせて頂きました。
後日I様用に手配させて頂きましたマイギャラリーの設置は、上手く行きましたでしょうか?
ぜひ、季節に合わせて植物も入れ替えてみてたり、お子様と一緒に植物を入れ替えてみたり楽しんで下さいね。
【TRADITION Dining Table_W1600xD850xH700t40】
【2031 Chair_W455xD540xH800/SH440】
【2031 arm Chair_W455xD540xH800/SH440】
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昨年末に“KAKINOISU”についてお問い合わせいただいたM様。
お正月に家族が集まるので2脚、椅子が必要とのことでたまプラーザ店にご来店されました。「掃除しやすく、なるべく軽い椅子を探していて・・・。」とお悩みのご様子。
“KAKINOISU”(手前右側の椅子)は、背フレームが大きく湾曲したフォルムが印象的で、背板は背中の面を合わせた削り込が長く座っていても疲れにくくフィットしてくれます。また、“PEPE chair”(手前左側の椅子)は、座面も広くゆったりとした座り心地で脚やアームが細いので重量が軽いのも嬉しいポイント。両方とも座り心地が良く、尚且つ動かしやすく掃除もしやすい椅子になります。実際に座って体感していただき、お気に入りいただきました。そして翌日、現品をお届けすることに。
併せてダイニングテーブルのメンテナンスをご希望のM様。椅子の納品で伺った際に、お使いのテーブルを見させていただきました。塗装を剥がし表面をヤスリ掛けすると、木目が出ているこの雰囲気とは少し変わってくるかもしれないことをお伝えし、「それならば雰囲気を変えるのもいいですね!」とM様。そして、天板のメンテナンスと着色で仕上げるご提案をさせていただきました。
奥様はグレー(オーブントースターの色)がお気に入りとおっしゃっていたので、色合わせでサンプル4種類作り選んでいただきました。木目を生かしつつ塗装をしています。
テーブル天板の色味を変えることによって、リビング空間の雰囲気もガラッと変わります!
家の中の「こうしてみたい!」と思うところがたくさんあると思いますが、悩んだときはいつでも相談しに来てくださいね!M様、この度はありがとうございました^^
【KAKINOISU wood_W445×D500×H765×SH445】
【PEPE chair_W535×D550×H770×SH435】
【Diningtable_repair】
店内に展示してある無垢の板を見て、たまプラーザ店に立ち寄って下さったT様。
「長年使っているダイニングテーブル天板の表面に白いシミや傷、汚れがあり気になっているのでメンテナンスをするか、それとも買い替えした方が良いか悩んでいて・・・。併せてチェアの買い替えも少し考えているんです。」と伺いました。そして「実際にテーブルや椅子の状態を見させていただき、メンテナンス可能かどうか判断させていただくこともできますよ!」とお伝えし、後日、訪問することに。
実際に見させていただき、今回はテーブルと椅子一緒にメンテナンスすることに!
無垢板のメンテナンスの場合、汚れている表面を丁寧に削る事でキレイな表面が出るのも無垢材ならでは!3rdでは、ウレタン塗装で表面に薄く膜を作り、水拭きができるよう丁寧に仕上げています。ウレタン塗装ですが、触れるとオイル塗装のような手触り。
お使いの椅子4脚も、中身のウレタンもへたってボリュームがなくなってしまっていたので、ウレタン交換と好みの生地を選んでいただき張り替えすることに決まりました!
メンテナンスすることによって、新品のように生まれ変わりました^^
無垢のテーブルならではですね!!お届けの際には、ご満足いただけてよかったです!
T様、この度はどうもありがとうございました。
【Diningtable_repair】
【Chair_座面張替え】
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