オーダー家具の3rd -your life style shop-
2020.10.26

限られたスペースを有効的に

以前ご主人のお部屋に家具を作らせて頂いたKさま。今回は奥様のお部屋の改造計画です。収納をまとめること、ベッドの向きを変え部屋のスペースを有効に使う事、テレビを設置し横になりながら見れる事が今回の計画です。

まずはベッドの配置方向です。今まで縦に置きうまく収納スペースが取れなかった為、横向きに配置します。この際、規定のベッド寸法では壁の寸法が足らず入らない為、長さ1760mmのベッドフレームを作成しました。
テレビは壁掛け仕様ですが壁に直接ですと壁下地やクロス工事、電気工事も入ってしまう為、パネルを作りテレビを掛ける仕様にしました。この事により配線も隠せ自由な位置にテレビを設置できます。デザイン面では梁やベッドの位置関係により縦のラインはずれてくるので、横のラインをパネルと収納扉で合わせ美しく見えるよう調整しています。また、それぞれの奥行き感が変わるので、木目の方向をパネルと上部オープンの吊り戸棚は横に、収納棚扉は縦にする事で奥行き感が強調され圧迫感が軽減しアクセントにもなります。

今回難しかった点が、お部屋の梁です。奥行き方向と右側に梁がありパネルを壁に取り付ける為、ある程度の壁の不陸を奥行き方向、幅方向共に考慮し設計しなければいけません。少なすぎると家具の各パーツがずれますし、大きすぎると隙間が大きくでてしまう。。一箇所でも合わないと全てがうまく収まらないという。。。
採寸は慎重に、細かく寸法をとりました。お陰様で大きなズレはなくうまく収まりました。

↓1点、パネル右上のみ右収納棚と高さが合わず、その場にて欠き込み調整しています。

テレビパネルの裏側です。配線ルートをとり、最後コードが垂れないよう下端凹みにワイヤーマネージャー(配線を通すもの)を取り付けています。

ハードディスクレコーダー収納棚は連結しないで、動かせるようにしています。初案ではパネルに棚板をつけレコーダーを置く予定でしたが収納力、置台を考慮し別パーツとして棚を作ることになりました。
新しい家具が入ることにより、以前よりも広く感じ、くつろげる空間となりました。

【Wall storage_W2700×D450×H2415】
【bed_W1000×D1760×H360】

2020.10.10

オーダー家具だからできる機能の追加

11年程前にAVボードをお届けしているT様。(当初のお届けは↑の状態)
実は少しづつ機能を追加されています。
1回目の追加はオープンシェルフ(青の点線)のような棚を追加。
2回目の今回は赤の点線にデスクの追加をお考えとのことでご来店頂きました。
ご相談いただいた時期的にも在宅ワークまたこれからお子様が大きくなった際のリビング学習にとライフスタイルの変化を踏まえてご検討されているご様子。
デスク部の仕様は右下部に引き出しとプリンター収納。
その下のスペースはルンバ収納にし大きな物は隠せるようになっています。
デスク上部は可動棚と扉付き収納。
扉付き収納の地板にはピクチャーレールが仕込んであり照明を吊るせるような仕様に。
こちらは今はご紹介できませんが、またの機会がありましたらブログにてご紹介させていただきます!!
お届け当初と比べるとAVボードが大きな壁面収納に変わりました!
今回はライフスタイルの変化によって少しづつ機能を追加していくお届け事例でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!!

【Wall storage_W3720×D540×H2085】

2020.06.26

家具と空間のバランス

お引越し後しばらく時間がたち家具のご相談を頂いたMさま。前の家でお使いだった家具を置いてとりあえず使っているのでリビングダイニングをすっきりさせたいとのご相談いただきました。メインは収納家具でご提案したのは、幅5m84cmの大型ローボード。合わせてダイニングセットもご提案しました。

ご提案スケッチです。LDの家具配置と壁(窓)のバランスを考慮し全体をデザインしました。

大型の家具なので5パーツにわけ製作しご自宅で組み上げていきます。手前に見えるのがサイドボードの下面で家具の水平垂直を保つアジャスターです。3rdでは基本的には置き家具の仕様なのでこのアジャスターを調整しお部屋に設置していきます。

窓センターに合わせて2.5mのTVボード、右棚上部はお仏壇収納。窓下(カーテン)、腰高に合わせサイドボード。家具で埋まってしまうコンセントは両サイド台輪にコンセントを付け電源が取れるようにしています。サイドボードは腰高に浅い引出しを入れ収納物を限定しない仕様のデザインに。TVボード、AV機器が入る部分は赤外線を考慮しガラス扉に。今後はHDDでの録画やNetfrixなどのサブスクリクションが一般的になり恐らくデッキ類もなくなっていくと思います。その際は板扉に付け替えて収納にする事も考えて設計しています。

お仏壇収納スペースにはLEDのダウンライトを入れ、ガラス扉下にはスライド式の膳引きを供え付けています。

元のお部屋のコンセント部分の背板に開口し家具につけるコンセントの配線ルートを取っています。サイドボード天板のコンセントは電話用です。

ダイニングテーブルはなるべくなシンプルなデザインが良いとのことで定番のブリステーブルを170cm x 85cmでお作りしました。ダイニングチェアは後日お届けだった為、写真は無いですが軽く、ゆったり座れるpepe chairをお選び頂きました。

壁〜壁の低い収納家具は圧迫感なくとてもすっきりしたお部屋の印象になり、適切なサイズで家具をレイアウトすると何も無い空間よりも広く感じる事があります。マンションの内覧会などで”お客様が思ったより狭い。。。”と仰る事がありますが家具をお届けすると”なんか広くなった気がする!”とい言う事が多々あります。空間とお客様にあった家具をご提案できるのはフルオーダーだからこそです。

【Low board_W5840×D500/400×H850/500/1450】
【bliss table_W1700xD850xH700】
【pepe chair_W535×D550×H770】

line_03

CATALOG
アイテムの紹介に加えて、暮らしのヒントがたくさんつまったカタログを無料でお送りしています。
あなたのお部屋の空間づくりに是非お役立てください。

2020.06.09

希望サイズで収まる家具

下駄箱最近しまいきれていない靴が玄関の脇を占領して困っているとご夫婦でご来店下さったN様。
「下駄箱が小さいので家族分の靴が収納しきれていないんですよね。雨の日用のシューズや冠婚葬祭用の靴など用途に合わせて靴を持ってるとどんどん数が増えちゃって、処分する靴もなく、下駄箱を置くにも簡易ラックみたいなものを置くぐらいならちゃんとしまえる下駄箱が欲しいんですよね」と奥様。
確かに用途に合わせてご家族分の靴を保管するとなると、10足ほどの収納力では物足りなくなりますよね。
収納内容が分かったところで置き場所をお伺いしました。
玄関を入ると左手側に出窓があり、丁度その出窓の下に空間があると旦那様が教えて下さいました。
「その出窓下の壁から三和土の横幅いっぱいに靴箱が造れたら」とも。
しかし、出窓の木枠が壁から少し出ているので、「その木枠の下に合わせて造ると段差が気になるし、出窓の木枠と靴箱の天板の高さを合わせると窓枠のない壁と靴箱に隙間が出来て埃がたまるのも気になるし、、、」と靴箱の高さを決めあぐね、既製品では丁度良い物がなかなか見つからなくて困っているとご相談頂きました。
「出窓の木枠と高さを合わせた方がスッキリと綺麗に見えるので、天板に欠き込みを入れて高さを合わせましょう」とご提案。
下駄箱
後日ご自宅にお伺いする日程を決め、玄関の出窓部分を確認。
出窓の木枠から玄関扉までの壁、また三和土の上にある玄関収納までの距離、巾木や出窓の木枠の張り出し具合を採寸していきます。また、家具が一帯となるように既にある玄関収納や出窓の木枠の色味に合わせて化粧板サンプルも持参しました。近い色味と木目を探し、「オーク柾目ウォームブラウン」に決定。
下駄箱
ブーツや長靴が入るよう棚板は可動式にし扉は内寸を広く確保する為、引き違い戸ではなく観音開きにしました。
出窓の木枠だけではなく、巾木も書き込みをして壁にピッタリ寄せています。
ぴったりと収まった家具を見て喜んで下さいました!これからの時期、靴の出入りが多くなると思いますのでフル回転で使っていただけると幸いです!

【特注下駄箱_W800×D350×H1145】

吊り棚
以前お届けしたTVボードに横幅を合わせた吊り棚が欲しいとU様。
しかし、TVボードの横に吐き出し窓があり、TVボードと同じ横幅1800mmで作成すると腰高の窓にかかってしまうのが懸念材料でした。
吊り棚の高さを小さくすれば窓に掛かることはありませんが、それでは内寸が小さくなり収納が満足に出来なくなってしまう、と製作自体を断念しようかどうしようか迷っているとのこと。
以前お届けした時のご自宅の写真と、U様自身が撮影してくれた現在のお部屋の写真を見ながら高さは最低でもどれ位欲しいのか、横幅1800mmで製作した場合、どの程度窓を塞いでしまうのかを出力した写真に書き込みを行いながらイメージしていきます。
吊り棚
天井に付けてしまうと右手側にエアコンがあるので吊り棚とエアコンがぶつかってしまい、エアコンより下部に吊り棚を設置すると窓にかかってしまう、こちらもU様の懸念事項でした。
お話を重ね、TVボードも窓に掛かっているのでエアコンとぶつかって使いにくくなるよりはTVボードと合わせてスッキリ見せる方がいいですね、とエアコンより下に吊り棚を設置する案で詳細を詰めていきます。
当初石目調をご希望されていた旦那様ですが、スッキリ見えるようTVボードと同じウォールナットで製作。
採寸にお伺いさせて頂き、丁度棚を入れる位置にエアコンの電源がある事が分かり、欠き込みを追加しました。
吊り棚が落ちないよう窓枠の欠き込みもしっかりと入れ、壁にピッタリと設置出来るよう設計しました。
吊り棚
飾り棚として使用したいので照明を入れたい、と旦那様。
お話を進める内に照明は、3つに分割した内の中央だけにし、両サイドを扉付きの収納に。また中央の棚はガラス扉にし背板を抜いて壁紙を見せることで抜け感を出し、TVボードと合わせて見た時にスッキリと見せるようにしました。
また棚の上部と下部にもテープライトを内蔵し、壁紙を照らすことで部屋の陰りを減らしました。窓を少し隠してしまいますが、部屋が暗くなることはありません。
吊り棚
以前お届けしたTVボードも綺麗にご愛用頂いて有難う御座います。今回お届けした飾り棚もぜひぜひ長くご愛用頂ければ幸いです!

【特注吊り棚_W1800×D350×H348】

CATALOG
アイテムの紹介に加えて、暮らしのヒントがたくさんつまったカタログを無料でお送りしています。
あなたのお部屋の空間づくりに是非お役立てください。

2020.04.23

限られたスペースに最大限の収納力を。

リフォームをし、これを機に家具も新調したいとご来店頂いたOさま。キッチン横に置くダイニングボードとTVボードをメインとした多機能壁面収納をお探しでした。まずはご要望をヒアリング。置きたいもの収納したいものは明確に決まっていたので、お部屋の大きさと合わせながらプランを作成。

ダイニングボードにはレンジ、トースター、コーヒーメーカー/ミル、精米機などなど、他に食器や卓上コンロなど限られたスペースに置き使い勝手良く配置する事に苦労しました。1cmでも収納力を多くするため天板の高さを出窓枠に合わせその部分を欠き込んでいます。

中段はスライドトレーにしケトル、コーヒーメーカーなど使用時に前に引き出せるように。壁にあったコンセントを家具背板に移設し、各家電の電源をとります。

下段右下の扉内部は精米機を入れる為、同様にスライドトレー仕様に。精米機のサイズが大きかった為、この部分のみ背板を開口し内寸法を確保しています。

下段引出しには大皿やお鍋など、中段薄い引出しはカトラリー、左側ガラス扉にはワイングラスなど飾れる食器類を収納します。


次はTVボードをメインとした多機能壁面収納です。こちらの収納はテレビ、デッキ類、モデム/ルーター、プリンター、FAX電話、お仏壇を置きたい、冷蔵庫の上を有効に使いたい、壁から間接照明がすでにあるのでTVボード上に設置してほしいなどのご要望を頂きました。それぞれの置く位置、使い勝手を考えながら設計をしていきましたがなかなか苦戦しました。。。


通常ドア枠内で家具をおさめますが、1cmでも収納力を確保してほしいとのご依頼からTVボードの右側はドア枠に合わせ欠き込みした仕様になっております。
既存の間接照明部分は1cmほど欠き込みし設置。上部にデッキ類、下(引出し)にはCD/DVD、雑多なものを収納します。

TVボード左側はプリンター収納。地板を無くし台車を入れています。

冷蔵庫上は吊り棚にし壁に固定、奥行きが大きい為、キッチン側から使える棚と正面から使う棚に。写真では見えませんがコンセントがこの棚の地板に掛かって来る為開口しています。通常電化製品は家具よりも早く変わることが多いのである程度クリアランスを儲けますが、今回収納力重視だったので冷蔵庫周りも説明書の基準ギリギリまで攻めて設計しています。納品時は緊張感ありました。
下部パース図見ていただけると構造がわかります!

なんどもお客様とお打合せを重ね完成した収納家具、お客様にもとてもご満足いただけました。ありがとうございました。