オーダー家具の3rd -your life style shop-
2021.04.13

使い方とデザインにこだわったオープンシェルフ

以前リフォームされた際、インターフォンの所に取り付けた棚を別の物に替えられないかとご相談に来られたI樣


上写真左が施工前の写真です。
ダイニングからキッチンの動線上に奥行きの大きい棚が取り付けられており、確かに使い勝手が良いとは言えず、配線も丸見えの為、見た目もベストではない印象を受けました。

そこで、ご提案させて頂いたのが上の写真右の完成イメージのスケッチ。

モデム、ルーター、電話を目立たせないよう収めること、動線を遮らないこと、各機器取付、メンテナンス可能であることを考慮し、なるべく薄く、前面のパネルが取り外し式のシェルフを設計いたしました。

既存の棚が壁に固定、コーキングされていた為、まずは棚を撤去しクロスの張り替えからスタートです。
こちら廃盤のクロスだったのですが、少量の在庫を確認できほっと一安心。今後のことも考慮し在庫全て購入しました!
心配だった棚も問題なく綺麗に取り外すことができ、クロス張りも完璧に仕上り、取付工事に進みます。

下の写真はクロス工事後、翌月完成したシェルフの取付作業風景の様子です。

取付完成した姿がこちら↓

床から浮かすことによりお掃除もしやすく、スッキリとした印象です。
今まで棚の中に隠れていたインターホンも顔を出し、元いたあるべき場所に戻ってきたよう。

マルチコンセント部は開口し、棚板に切り欠きを入れ配線ルートを確保しています。(↑写真)

他にお使いの家具がチェリー材で統一されているため、それらに合わせて枠をチェリー材で製作しました。
全て同一素材で製作するのではなく、敢えて全面のパネルを椅子に使われているものと合わせたアイボリーの合皮張りにすることにより他の家具との調和、統一感が生まれました。
また、チェリー材の枠が引き締め効果も高めています。

シェルフ上は飾り棚として活用も。チェリー材とアイボリーとグリーンの組み合わせは自然の色合いで癒やされますね。
隣に置いてある観葉植物との相性もバッチリ。全体的にバランスが取れ、違和感なくI様宅リビングに溶け込んでいます。

今回、ご依頼頂いたI様より、取付け後に嬉しいメールが届きました。

「昨日は素敵な棚をありがとうございました。カッコ可愛く眺めてはニヤニヤしております。
また動線も広くなり大変満足しております。また、職人さんにも沢山助けて頂きました。
ぜひぜひ大変感謝していたとお伝えくださいませ。浴室、トイレの際もどうぞよろしくお願い致します。」

なんという嬉しいお言葉!!お喜びくださったお客様の言葉がなによりの励みになります。

ゆくゆくは浴室/トイレのリフォームをご予定とのこと。その際は是非またよろしくお願い致します。

I様、本当にありがとうございました!

特注オープンシェルフ W580×D200×H900

2021.03.22

6400xWALNUTの壁面本棚

事務所としてお使いの一室壁面に、本棚製作の依頼でご来店くださったK様。
お使いのデスクが黒だった事、展示しているFENEシリーズのサイドボードをお気に入り頂いた事を考慮し、本体は黒、背板と棚板はウォールナットを使った本棚を提案させて頂きました。

こちらの事務所は賃貸のため壁固定ができず、家具自体の奥行きも小さく安定感がよくない為、台輪と支輪にアジャスターを仕込み上下に突っ張って固定し、耐震性と安定性を確保しています。床は畳にカーペット敷きだった為、ある程度の沈みも考慮し設計しました。

↑圧巻ですね。
この本棚にびっちり本が埋まった姿を想像しただけでワクワクが止まりません。座り心地の良い椅子など置いてしまった時には・・・時間を忘れて読書に没頭してしまいそうです!


搬入経路が十分ではなかった為、それぞれの本棚を4分割、合計8パーツで製作しました。ゆくゆく置き場所が変わっても、少しのリメイクで使えるように工夫しています。例えば、上下を分け、奥行きの小さい上台は逆さにし新規製作した天板を上に乗せてカウンター風にしてみたり、奥行きの大きい下台も2台背合わせにした上に天板をのせ作業台としても使ってみたり・・・。もちろん台をそのまま単体での使用もアリです。使い道が広がりますね。

↓下の写真
上段は窓向かって左側の本棚、中段は右側の本棚の設置前と設置後の様子。下段は長押部細工の写真です

窓向かって左側の本棚は隣との部屋の襖を覆っています。襖の枠分家具の背板を逃し側板は壁につくように設計しています。また、右側本棚の長押部分は本棚の側板を欠き込み、壁にぴったり隙間なく設置できるよう配慮しました。

↑長押部を横から見た様子
「かゆいところに手が届く」ような感覚、「その隙間、気になるけれど、どうしようもないから仕方ない」と諦めるしかなかったことをオーダー家具は可能にしてくれます。

落ち着いた床の色と、ぴりっと黒をきかせた本棚のある事務所は、仕事場としてだけでなく秘密基地のような、K様だけの大切な時間を過ごす癒やしの空間となるかもしれません。

K様、今回はありがとうございました。

[BOOKBOARD A:AICA6400 WALNUT w.2000 d.260 h.2330]
[BOOKBOARD B:AICA6400 WALNUT w.2350 d.350/220 h.2330]

2021.02.05

壁を生かした理想のワークスペース


新しくマンションをご購入し、ご来店頂いたTさま。ご入居予定の約2年前にご来店頂き時間をかけてお打ち合わせをしていきました。漠然としたイメージはあるが部屋のレイアウト、家具や照明など、どうすれば良いか分からないとご相談を頂きました。ご家構成やインテリアのお好み、どのように暮らしたいかなどなどヒアリングし、まずは大まかな家具のレイアウトを考えていきました。
リビングダイニングは壁を無くし広い空間に変更されていたので、抜けた空間を壊さないよう空間と家具のボリュームとバランスを気を付けながら考えました。お客様のご要望を踏まえながら少しずつ修正を加えていき大凡のレイアウトが決まったところで家具のデザインをしていきます。

当時からご自宅をお仕事をする時間が多いのでメインはワークスペース。PCやOA機器も多いのでキッチン側の壁一面を使い機能性、収納力、デザイン性を考え設計しました。PC以外に執筆作業も考慮し天板面を幅2m、奥行き60cmと広く取っています。


下部の右収納は上段が大型のプリンター、下段がA4用紙の在庫を収納。共に操作や取り出しがしやすいようにスライドトレーを入れています。プリンター収納の扉は上びらきの水平収納扉とし閉めているときはプリンターが隠れます。扉を開けた時も邪魔になりません。中段はモニターの大きさや圧迫感を考慮しH.70cm。こちらも広めに取っています。上部にテープLEDを設置しデスクを全体的に照らしてくれます。
今回は使用する機器が多かったので家具にはあえてコンセントはつけずOAタップで電源を取っていただくようにしています。家具の天板や内部に沢山の家具コンセントを付けてしまうと美しくない事、配線の自由度が無くなる為です。その代わりに下台収納部分、デスク天板に関しては配線が自由に通るように設計しています。

家具の分解図です。搬入経路を考慮し細かく分割していますが、組み上がった時は一体感が出るように合わさる板がダブルに見えないように設計しています。中段はノックダウン式(板物で製作、組立式)としています。毎度のことですがなるべく余分な線が見えないように気を付けています。

取付風景(終盤のフィラー中)。壁の梁が多く奥行きの調整やフィラー作業(隙間埋)に時間がかかってしまい、お客様にご迷惑をおかけしてしまいましたが、”間近で職人の技を見れて楽しかったですよ”と仰って頂き救われました!

パース図です。設計する際に少し悩むのが背面の配線ルート。無駄なくなるべく最小限のコード長さで収まるように考えます。照明は上段と中段で別系統になりますのでスイッチやトランス(変圧器)の位置を使い勝手やゆくゆくのメンテナンスも考慮して決めていきます。

後日ご注文頂いたソファもお届けいたしました。もともとSOFA SHAPEをカウチ+2pワンアームでご提案していましたが、そこまで大きくなくて良い+模様替えするかも、との事で幅2mのワンアーム、高さ+40mmの特注仕様で製作しました。幅はソファの周りを回遊できる導線を考慮し2m、座面高さは低いと立ち座りが。。。との事でお店で実際に高さを調整しお客様が最適な4cm上げとなりました。念の為、低くする事(通常の座面高)が出来るような仕様になっています。生地は展示品の質感を気に入って頂き同じものに。光に具合や見る方向により表情が変わる面白い生地で、ふわっさらっとした質感もとても良いです。SHAPEワンアームは個人的に座り心地、デザイン共におすすめです!

今回マンションのオプションの打ち合わせにも同席し家具に合わせコンセント位置、ダウンライト位置のご提案をしました。全体的に適度な明るさをご要望でしたのでダウンライト多めで、落ち着きたい時は間接照明で調整できるように考えています。コンセント位置は家具の仕様や置き方を決めそれに合わせ追加して頂いたので配線ルートを綺麗にまとめることができました。

お客様にはお打ち合わせから取付まで長い時間お付き合い頂きました。ご一緒に考えた理想の家具が完成したと思います。誠にありがとうございました!
また、設計側からすると今回は梁の多さや搬入経路など心配事もありましたが無事綺麗に収まり、毎度のことですが工場の職人には感謝です。

お客様によっては在宅にてお仕事をする時間が長くなった方も多いと思います。快適な理想のワークスペースをご提案&製作いたします。

2020.12.04

シンプルに使いやすい作業スペース

久々の投稿になってしましました。。。在宅ワークや自宅にいる時間が増えてきた為、ご自宅をもっと快適に過ごしたいとご相談いただく機会が増えてきました。なかなかブログが更新できず申し訳ございません!

以前キッチンボードやTVボードを作らせていただいたKさまより新たなご依頼をいただきました。以前のお届けです→K邸TVボードお届け
今回は趣味やお仕事をするためのワークスペースのご相談です。お裁縫やパソコン仕事などマルチに使える作業スペースと本棚を合わせた収納を製作いたしました。素材はいつも通りのメープル材。お客様と打ち合わせしながらデザインを作りました。

構造は左側本棚の中段固定棚と左側収納に天板を渡し一体化する仕様です。右下壁に吸気口がある為、約15cmほど避けて棚を置いています。左壁から電源をとり天板にコンセント設置、ミシンやPCの電源として使います。配線は家具、壁のコーナーにモールを使い隠しています。

天板は現場にてカットし長さを合わせました。床、壁のレベルがよかったのでほぼ調整なしで綺麗におさまりました!

右側の引き出しの内寸を入れたいものに合わせ左側を小さい引き出しに。この様な調整はオーダー家具ならでは!
イメージ通りに仕上がりお客様にも喜んでいただきました。こうやって追加でご注文頂けることはとても嬉しく思います。Kさまありがとうございました!


【DESK+BOOKBOARD_W2027×D595×H1960/725】

2020.10.10

オーダー家具だからできる機能の追加

11年程前にAVボードをお届けしているT様。(当初のお届けは↑の状態)
実は少しづつ機能を追加されています。
1回目の追加はオープンシェルフ(青の点線)のような棚を追加。
2回目の今回は赤の点線にデスクの追加をお考えとのことでご来店頂きました。
ご相談いただいた時期的にも在宅ワークまたこれからお子様が大きくなった際のリビング学習にとライフスタイルの変化を踏まえてご検討されているご様子。
デスク部の仕様は右下部に引き出しとプリンター収納。
その下のスペースはルンバ収納にし大きな物は隠せるようになっています。
デスク上部は可動棚と扉付き収納。
扉付き収納の地板にはピクチャーレールが仕込んであり照明を吊るせるような仕様に。
こちらは今はご紹介できませんが、またの機会がありましたらブログにてご紹介させていただきます!!
お届け当初と比べるとAVボードが大きな壁面収納に変わりました!
今回はライフスタイルの変化によって少しづつ機能を追加していくお届け事例でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!!

【Wall storage_W3720×D540×H2085】