オーダー家具の3rd -your life style shop-
2021.07.02

新たな使い途をリメイクで

在宅勤務が増えたことを機に、お母様から譲り受け使われていたドレッサーをデスクとして使いたい、
その他諸々リメイクのご相談で来店くださったS様。

↓下の写真はリメイク前の様子

真ん中のドレッサーと右側部分のTV台として使われている机、これらがリメイクで変わった姿がその次の写真です。
この機会にと椅子座面の張替もご依頼頂きました。

リメイク後(↓)

ドレッサー上部の収納棚をなくし無垢材で新規天板を製作しました。
在宅勤務に欠かせないPCコンセントを新規設置したことで一気にドレッサーからデスクに様変わり!
「なるべく原型を残した状態でのリメイクを」とのご希望にも添えることができました。

お選び頂いた椅子の張り生地は、高耐久で汚れが簡単に落とせる人気のアクアクリーン カラブの赤。
アクアクリーンは水で汚れが落とせる優れもので、ペットのいるお宅や小さなお子様のいるご家庭では特にオススメの生地です。
S様のお部屋のように家具が同系統色で揃えられている場合は特に、赤は色が映えてお部屋のポイントになります。


(↑写真上段)
右のTVボードは空いた残りの空間にぴったりはまるよう新規で製作しました。天板は無垢材を使用。
右側のマルチコンセントから全ての電源を取り、アンテナなど含め家具内部に配線が回せるよう配線ルートを確保しています。
向かって左は開き扉の収納棚、右はデッキとプリンターの収納に。

(↑写真下段)
プリンターはスライドトレーを入れ、必要時手軽に出せるようにしました。

上(↑)の写真は、ドレッサーの上部収納棚と天板を利用して製作したリビングテーブル(座卓)。
脚は新規で製作しています。
工房に立ち寄った際、研磨の手伝いをすることがありましたが、違う箇所の板材を使って作るリビングテーブルの天板は製作がなかなか難しかったようです。

新しく生まれ変わった姿!
デスク、テレビボード天板は無垢材を使用。素材はオーク材を着色し格段に良い素材感になりました。
サイズ、素材感が統一されお部屋もスッキリして見えます。
大切な家具が別の形で息を吹き返し、その姿を見られたS様の笑顔はわたしたちの次のステップに繋がります。

これまでも、これからも物を大切に使われるS様の姿に、お母様もさぞお喜びのことでしょう。
S様、ありがとうございました!

古くなったから、使い途がなくなったから終わり・・・ではなく、良いものを永く大切に使い続けて頂く為に、
3rdはメンテナンス、リメイクもお客様の状況に応じたご提案をしていきたいと考えています。

「我が家にも元々の用途では使わなくなった、使えない、使いにくい、だけど思い入れの家具がある」と困っておられる方は一度当社にご相談に来られませんか?
新たな使い途が見つかるかもしれません。

2021.06.25

無垢材にこだわったTVボード収納

テレビボード収納をご検討されご来店いただいたS様

大体のイメージやサイズなどがすでにお決まりで、素材についてはフローリングの材質と合わせてナラの無垢、TV下台にはガラス付引戸…etcと
ご希望がハッキリしていたため、あとは細かい要望をお伺いし下のイメージ資料を作成しました↓
下の写真は、TV台との高さを揃えた最初のプランから段差のできるプランに変更した完成写真。
引き出しが増えています。
採寸でご自宅にお伺いした際、リビングに置かれていたお子様たちの本や諸々の物をスッキリ収納できるようにと
S様とご相談の上、当初予定のプランからもう一段引出し部を追加したプランをご提案させて頂きました。
下の写真はお届け〜連結作業風景。
W3400と幅があるため、二つに分けて製作しています。
当初予定よりかなり収納力が増えた為、細々した物の避難先も確保。
こちらは天板と扉の前板をナラの無垢でその他は突板で製作し、床の素材との一体感のある仕上りとなりました。
レールを取り付けた引き出しは、引き出す作業がスムーズにでき小さなお子様にも安心です。
さらに少しでも収納力を増やすため、且つ大きな窓を活かすため、通常70mmの台輪を今回は30mmにて製作しました。
台輪を低くすることで家具の高さを変えることなく収納力upに繋がります。
大きな窓から光の入るとても素敵なご自宅に、木目の揃ったTVボードが映えます。
こちらにソファも置かれるとのこと。
自然の風合い、色味でまとめられたリビングで、S様ご家族が寛ぎの時間をお過ごしになる姿が目に浮かぶようです。

S様ありがとうございました。
【特注テレビボード収納 : w3400×d450×h450】

2021.04.13

使い方とデザインにこだわったオープンシェルフ

以前リフォームされた際、インターフォンの所に取り付けた棚を別の物に替えられないかとご相談に来られたI樣


上写真左が施工前の写真です。
ダイニングからキッチンの動線上に奥行きの大きい棚が取り付けられており、確かに使い勝手が良いとは言えず、配線も丸見えの為、見た目もベストではない印象を受けました。

そこで、ご提案させて頂いたのが上の写真右の完成イメージのスケッチ。

モデム、ルーター、電話を目立たせないよう収めること、動線を遮らないこと、各機器取付、メンテナンス可能であることを考慮し、なるべく薄く、前面のパネルが取り外し式のシェルフを設計いたしました。

既存の棚が壁に固定、コーキングされていた為、まずは棚を撤去しクロスの張り替えからスタートです。
こちら廃盤のクロスだったのですが、少量の在庫を確認できほっと一安心。今後のことも考慮し在庫全て購入しました!
心配だった棚も問題なく綺麗に取り外すことができ、クロス張りも完璧に仕上り、取付工事に進みます。

下の写真はクロス工事後、翌月完成したシェルフの取付作業風景の様子です。

取付完成した姿がこちら↓

床から浮かすことによりお掃除もしやすく、スッキリとした印象です。
今まで棚の中に隠れていたインターホンも顔を出し、元いたあるべき場所に戻ってきたよう。

マルチコンセント部は開口し、棚板に切り欠きを入れ配線ルートを確保しています。(↑写真)

他にお使いの家具がチェリー材で統一されているため、それらに合わせて枠をチェリー材で製作しました。
全て同一素材で製作するのではなく、敢えて全面のパネルを椅子に使われているものと合わせたアイボリーの合皮張りにすることにより他の家具との調和、統一感が生まれました。
また、チェリー材の枠が引き締め効果も高めています。

シェルフ上は飾り棚として活用も。チェリー材とアイボリーとグリーンの組み合わせは自然の色合いで癒やされますね。
隣に置いてある観葉植物との相性もバッチリ。全体的にバランスが取れ、違和感なくI様宅リビングに溶け込んでいます。

今回、ご依頼頂いたI様より、取付け後に嬉しいメールが届きました。

「昨日は素敵な棚をありがとうございました。カッコ可愛く眺めてはニヤニヤしております。
また動線も広くなり大変満足しております。また、職人さんにも沢山助けて頂きました。
ぜひぜひ大変感謝していたとお伝えくださいませ。浴室、トイレの際もどうぞよろしくお願い致します。」

なんという嬉しいお言葉!!お喜びくださったお客様の言葉がなによりの励みになります。

ゆくゆくは浴室/トイレのリフォームをご予定とのこと。その際は是非またよろしくお願い致します。

I様、本当にありがとうございました!

特注オープンシェルフ W580×D200×H900

2021.03.22

6400xWALNUTの壁面本棚

事務所としてお使いの一室壁面に、本棚製作の依頼でご来店くださったK様。
お使いのデスクが黒だった事、展示しているFENEシリーズのサイドボードをお気に入り頂いた事を考慮し、本体は黒、背板と棚板はウォールナットを使った本棚を提案させて頂きました。

こちらの事務所は賃貸のため壁固定ができず、家具自体の奥行きも小さく安定感がよくない為、台輪と支輪にアジャスターを仕込み上下に突っ張って固定し、耐震性と安定性を確保しています。床は畳にカーペット敷きだった為、ある程度の沈みも考慮し設計しました。

↑圧巻ですね。
この本棚にびっちり本が埋まった姿を想像しただけでワクワクが止まりません。座り心地の良い椅子など置いてしまった時には・・・時間を忘れて読書に没頭してしまいそうです!


搬入経路が十分ではなかった為、それぞれの本棚を4分割、合計8パーツで製作しました。ゆくゆく置き場所が変わっても、少しのリメイクで使えるように工夫しています。例えば、上下を分け、奥行きの小さい上台は逆さにし新規製作した天板を上に乗せてカウンター風にしてみたり、奥行きの大きい下台も2台背合わせにした上に天板をのせ作業台としても使ってみたり・・・。もちろん台をそのまま単体での使用もアリです。使い道が広がりますね。

↓下の写真
上段は窓向かって左側の本棚、中段は右側の本棚の設置前と設置後の様子。下段は長押部細工の写真です

窓向かって左側の本棚は隣との部屋の襖を覆っています。襖の枠分家具の背板を逃し側板は壁につくように設計しています。また、右側本棚の長押部分は本棚の側板を欠き込み、壁にぴったり隙間なく設置できるよう配慮しました。

↑長押部を横から見た様子
「かゆいところに手が届く」ような感覚、「その隙間、気になるけれど、どうしようもないから仕方ない」と諦めるしかなかったことをオーダー家具は可能にしてくれます。

落ち着いた床の色と、ぴりっと黒をきかせた本棚のある事務所は、仕事場としてだけでなく秘密基地のような、K様だけの大切な時間を過ごす癒やしの空間となるかもしれません。

K様、今回はありがとうございました。

[BOOKBOARD A:AICA6400 WALNUT w.2000 d.260 h.2330]
[BOOKBOARD B:AICA6400 WALNUT w.2350 d.350/220 h.2330]

2021.02.05

壁を生かした理想のワークスペース


新しくマンションをご購入し、ご来店頂いたTさま。ご入居予定の約2年前にご来店頂き時間をかけてお打ち合わせをしていきました。漠然としたイメージはあるが部屋のレイアウト、家具や照明など、どうすれば良いか分からないとご相談を頂きました。ご家構成やインテリアのお好み、どのように暮らしたいかなどなどヒアリングし、まずは大まかな家具のレイアウトを考えていきました。
リビングダイニングは壁を無くし広い空間に変更されていたので、抜けた空間を壊さないよう空間と家具のボリュームとバランスを気を付けながら考えました。お客様のご要望を踏まえながら少しずつ修正を加えていき大凡のレイアウトが決まったところで家具のデザインをしていきます。

当時からご自宅をお仕事をする時間が多いのでメインはワークスペース。PCやOA機器も多いのでキッチン側の壁一面を使い機能性、収納力、デザイン性を考え設計しました。PC以外に執筆作業も考慮し天板面を幅2m、奥行き60cmと広く取っています。


下部の右収納は上段が大型のプリンター、下段がA4用紙の在庫を収納。共に操作や取り出しがしやすいようにスライドトレーを入れています。プリンター収納の扉は上びらきの水平収納扉とし閉めているときはプリンターが隠れます。扉を開けた時も邪魔になりません。中段はモニターの大きさや圧迫感を考慮しH.70cm。こちらも広めに取っています。上部にテープLEDを設置しデスクを全体的に照らしてくれます。
今回は使用する機器が多かったので家具にはあえてコンセントはつけずOAタップで電源を取っていただくようにしています。家具の天板や内部に沢山の家具コンセントを付けてしまうと美しくない事、配線の自由度が無くなる為です。その代わりに下台収納部分、デスク天板に関しては配線が自由に通るように設計しています。

家具の分解図です。搬入経路を考慮し細かく分割していますが、組み上がった時は一体感が出るように合わさる板がダブルに見えないように設計しています。中段はノックダウン式(板物で製作、組立式)としています。毎度のことですがなるべく余分な線が見えないように気を付けています。

取付風景(終盤のフィラー中)。壁の梁が多く奥行きの調整やフィラー作業(隙間埋)に時間がかかってしまい、お客様にご迷惑をおかけしてしまいましたが、”間近で職人の技を見れて楽しかったですよ”と仰って頂き救われました!

パース図です。設計する際に少し悩むのが背面の配線ルート。無駄なくなるべく最小限のコード長さで収まるように考えます。照明は上段と中段で別系統になりますのでスイッチやトランス(変圧器)の位置を使い勝手やゆくゆくのメンテナンスも考慮して決めていきます。

後日ご注文頂いたソファもお届けいたしました。もともとSOFA SHAPEをカウチ+2pワンアームでご提案していましたが、そこまで大きくなくて良い+模様替えするかも、との事で幅2mのワンアーム、高さ+40mmの特注仕様で製作しました。幅はソファの周りを回遊できる導線を考慮し2m、座面高さは低いと立ち座りが。。。との事でお店で実際に高さを調整しお客様が最適な4cm上げとなりました。念の為、低くする事(通常の座面高)が出来るような仕様になっています。生地は展示品の質感を気に入って頂き同じものに。光に具合や見る方向により表情が変わる面白い生地で、ふわっさらっとした質感もとても良いです。SHAPEワンアームは個人的に座り心地、デザイン共におすすめです!

今回マンションのオプションの打ち合わせにも同席し家具に合わせコンセント位置、ダウンライト位置のご提案をしました。全体的に適度な明るさをご要望でしたのでダウンライト多めで、落ち着きたい時は間接照明で調整できるように考えています。コンセント位置は家具の仕様や置き方を決めそれに合わせ追加して頂いたので配線ルートを綺麗にまとめることができました。

お客様にはお打ち合わせから取付まで長い時間お付き合い頂きました。ご一緒に考えた理想の家具が完成したと思います。誠にありがとうございました!
また、設計側からすると今回は梁の多さや搬入経路など心配事もありましたが無事綺麗に収まり、毎度のことですが工場の職人には感謝です。

お客様によっては在宅にてお仕事をする時間が長くなった方も多いと思います。快適な理想のワークスペースをご提案&製作いたします。